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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑市場 店長ブログ

知っておきたい!預金の払戻請求にまつわる印鑑のトラブル対策

公開日:2025.9.24カテゴリー:印鑑の価格について

更新日:2025.9.9

日々生活する中で、銀行の預金口座からお金を引き出す機会は誰にでもあります。
その際に「印鑑」が必要となりますが、なぜ印鑑はこれほどまでに重要視されるのでしょうか。
もし印鑑が盗まれたり、偽造されたりして不正に預金が引き出された場合、その責任は誰にあるのでしょうか。
今回は、預金の払戻請求と印鑑の関係、そして万が一のトラブルに備えるための知識をご紹介します。

 

預金の払戻請求でなぜ印鑑が重要なのか

 

預金口座と印鑑登録の関係

 

銀行で預金口座を開設する際には、本人確認の一環として印鑑の登録が求められます。
この印鑑は、単なる形式的なものではなく、口座名義人本人であることを証明する重要な手段です。
登録された印鑑は、預金の払戻しを請求する際に使用され、銀行に対して正当な意思表示を示す役割を果たします。
具体的には、口座名義人が払戻請求書に押印した印影が、事前に登録された印鑑と一致することによって、銀行はその請求が本人によるものであると判断するわけです。
つまり、印鑑は預金者と銀行の間で交わされる契約を裏付ける重要な証拠であり、金融取引における安全性を高める欠かせない存在となっています。

 

印鑑照合が持つ法的な意味合い

 

銀行は、預金の払戻請求を受けた際、必ず登録印と提出された印鑑を照合する責任があります。
この照合作業は、預金者本人の意思に基づいた取引であることを確認するための最も基本的かつ重要な手段です。
もし銀行がこの確認を怠り、他人による不正な払戻しが行われた場合、銀行は法律上の責任を問われることになります。
言い換えれば、印鑑照合は、預金者の財産を保護するための法的かつ実務的なセーフティネットとして機能しているのです。
日常の銀行取引においては見過ごされがちな手続きですが、印鑑には資産を守るための確かな効力があることを理解しておく必要があります。

 

預金の払戻請求で印鑑が偽造された場合の銀行の責任

 

銀行が責任を負うケースとそうでないケース

 

預金者が銀行に対して預金の払戻しを請求した際に、印鑑が偽造されて不正に預金が引き出された場合、銀行がどの程度責任を負うかは、銀行に過失があったかどうかによって判断されます。
具体的には、偽造印鑑の特徴が非常に粗悪で、肉眼で簡単に識別できるものであったにもかかわらず、銀行の担当者がそれを見抜けなかった場合、銀行側の過失が認められやすくなります。
逆に、偽造印鑑が非常に精巧で、専門家でも判別が難しいレベルの場合には、銀行に過失を求めるのは難しくなります。

ただし、預金者側に明らかな重過失がない場合が重要です。
例えば、印鑑を他人に簡単に貸してしまった、あるいは管理が極めてずさんであったといった事情がない限り、銀行は原則として責任を免れることはできません。
つまり、銀行は通常の注意義務を果たしていれば、不正引き出しの全責任を負うわけではありませんが、預金者の管理状況も含めて総合的に判断されます。

 

偽造印鑑による損害を防ぐための注意点

 

偽造印鑑による預金の損害を防ぐためには、銀行の注意義務だけでなく、預金者自身の対策も非常に重要です。
例えば、安価で単純な印鑑ではなく、複雑な模様や文字が刻まれた、複製が難しい印鑑を使用することが推奨されます。
また、印鑑は自宅や金庫など安全な場所で厳重に保管し、他人に安易に貸与したり、外出時に持ち歩いたりしないことが大原則です。
こうした日常的な管理の積み重ねが、偽造や不正引き出しのリスクを大幅に低減させます。

 

預金の払戻請求をするときに印鑑を紛失したらどうすればいい?

 

印鑑紛失時の具体的な手続き

 

銀行口座に登録している印鑑を紛失してしまった場合は、一刻も早く銀行に連絡し、指定された手続きを進めることが極めて重要です。
最初の対応として、印鑑の紛失を銀行に届け出て、直ちにその口座の取引を一時的に停止してもらいましょう。
この緊急措置により、印鑑を拾った第三者による不正な払い戻しや引き出しを未然に防ぐことができます。

取引停止手続きが完了したら、次に新しい印鑑を準備します。
そして、銀行の窓口にて「改印手続き」を行います。
改印手続きの際には、本人確認のため、顔写真付きの公的な書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)の提示が必ず求められます。
これらの手続きを完了させることで、口座のセキュリティが再度確保され、安全に銀行取引を再開できるようになります。

 

紛失した印鑑で不正に預金が引き出された場合の対応

 

もし印鑑を紛失した後に、その印鑑が悪用され、不正に預金が引き出されてしまった場合は、迅速かつ冷静に対応することが不可欠です。
まずは最寄りの警察署に被害届を提出し、受理してもらいましょう。
同時に、取引銀行にも速やかに連絡し、被害の状況や経緯をできるだけ詳細に伝えます。

この時、銀行側の過失(例えば、本人確認が不十分だったなど)が認められれば、損害分の預金が補償される可能性があります。
しかし、印鑑を厳重に管理していなかった場合や、紛失後の届け出が遅れてしまった場合など、預金者側の過失が問われる可能性もゼロではありません。
そのため、日頃から印鑑は厳重に保管し、万が一の事態が発生した際には、被害を最小限に抑えるために、できる限り迅速に対応することが極めて重要となります。

 

預金の払戻請求におけるトラブルを避けるために

 

印鑑を安全に管理するための対策

 

預金の払戻請求を行う際にトラブルを避けるためには、印鑑の安全な管理が非常に重要です。
印鑑は、通帳やキャッシュカードと同じ場所に保管すると、紛失や盗難に遭った際に不正利用されるリスクが高まります。
そのため、印鑑は必ず別の安全な場所に保管することが基本です。
たとえば、家庭内の施錠可能な金庫や専用の引き出しにしまうと安心です。
また、外出時に印鑑を持ち歩くことは極力避け、必要な場合でも最小限に留めることが望ましいです。
このように厳重に管理することで、万が一の盗難や紛失による不正利用のリスクを大幅に低減することができます。

 

登録印鑑をより安全なものに変更する方法

 

現在使用している印鑑の安全性に不安を感じる場合は、より安全性の高い印鑑への変更を検討することも有効です。
印鑑を変更する手続き、いわゆる改印手続きは、現在登録されている印鑑、新しく使用する印鑑、そして本人確認書類を持参して銀行の窓口で行います。
この手続きにより、新しい印鑑が正式に登録され、旧印鑑は無効化されます。
特に、複雑な印影の印鑑や手彫りの印鑑を使用すると、偽造されにくく、セキュリティ面でより安心です。
また、印鑑の材質やサイズにも工夫を加えることで、持ち運びや盗難のリスクをさらに低くすることができます。
こうした対策を講じることで、預金の払戻請求に伴うトラブルを未然に防ぎ、安心して金融取引を行うことが可能になります。

 

まとめ

 

今回は、銀行の預金の払戻請求における印鑑の重要性や、印鑑を巡るトラブルへの対応について解説しています。
印鑑は口座名義人本人を証明する重要な手段であり、銀行は払戻請求時に登録印と照合する法的責任を負っています。
万が一、印鑑が偽造されて不正な引き出しがあった場合、銀行に過失があれば責任を負いますが、精巧な偽造や預金者の重過失の場合はその限りではありません。
印鑑の紛失時には、速やかに銀行に連絡して取引を停止し、改印手続きを行うことが重要です。
また、日頃から印鑑を安全な場所に保管し、通帳やキャッシュカードとは分けて管理することがトラブルを避けるために大切です。
資産を守るためにも、印鑑の適切な管理を心がけましょう。

 

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑

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    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

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    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
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    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

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    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
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