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天神ノ森天満宮 由緒略記

御祭神
菅原道真公
- 贈
- 大政大臣・正一位
天満大自在威徳天神 - 末社
- 天照皇大神
倉稲魂大神(稲荷大明神) - 祠
- 猿田彦命
白雪龍神・白髪龍王大神・白龍大明神

御鎮座
大阪市西成区岸里東2丁目3番19
応永年鑑間(1394~1428)に、京都北野天満宮の御分霊を奉斉したと伝えられる。
由緒
御祭神菅原道真公は、天穂日命を祖先とし、承和12年(845)6月25日、文章博士是善郷の子として生まれた。元慶元年(877)文章博士になり、昌泰 2年(899)55才で右大臣に任命された。この事を快く思わなかった藤原時平等のざん言により、昌泰4年(901)正月25日、太宰権師に左遷され、太宰府で延喜3年(903)2月25日、59才で至誠一貫の生涯を閉じられた。
道真公の死後、公の左遷の首謀者であった藤原時平の悲惨な死、都に起こった雷鳴、地震、旱魃、洪水、疫病、火災などを道真公の怨霊のせいと考え、その霊をなぐさめるため、太政大臣正一位を贈り、天歴元年(947)京都北野に天満大自在天神として、まつり鎮めました。
これは世の怨霊思想の影響によるものです。中世には、天神の御霊神としての性格はうすれ、学問の神として各地に天神さまをまつる天満宮・天神社がつくられた。
天神ノ森天満宮は、道真公が筑紫へ左遷されるおり、住吉明神への参拝の途中この地に休息され、その後村人によって祠が建立され、応永年間(1394~1428)に京都北野天満宮の御分霊を奉斉したと伝えられている。
現在の本殿は元禄15年(1702)7月、拝殿は昭和12年に建設されたものである。