印鑑通販は印鑑市場 > 印鑑の相場について
- 印鑑の相場とは
- 印鑑の相場は2000年前後に第一次変動、2010年前後に第二次変動が起こったといえるでしょう。
第一次変動では、それまで実店舗(いわゆる昔ながらの印鑑店)で販売されていたものが、インターネットを通じて通販で多く売られるようになってきました。それにより競争が激化し価格は下がりました。
そして、第二次変動では、印鑑ネット通販の競争が熾烈になったことから、ネット通販店の中でも激安店が大量に出現しました。
その中には海外の業者も含まれ、印鑑作成の知識や経験もほとんどないのに、パソコンと彫刻機があれば、職人の手をほとんどかけずに、一見、印鑑として成り立ってしまうのが現状で、それを知らずにお客様が買ってしまっています。
そのような印鑑の何が悪いかと言うと、文字の作成から手をかけずに簡易に作り、仕上げもほとんどしないため、同じような印鑑が大量にできてしまうのです。偽造されやすい粗悪な印鑑とも言えるでしょう。 - 印鑑業界の近況
- 販売されている印鑑の品質が下がらずに、ネット販売というチャンネルが増えたことで競争が生まれ、自然の原理で価格が安くなった第一次変動は良いことだと思いますが、第二次変動は、印鑑の品質が下がって、価格も下がっているという変動です。
そして一番の問題は、その印鑑を購入されるお客様がその品質の違いに気づかずに買ってしまうということです。激安店では文字の作成はコンピューター任せ、彫刻はほぼ完全機械彫りと、同じ印鑑が何本もできる可能性のある危険な作成方式の印鑑店が多いです。
しかもそれを行うのは熟練職人ではありません。当店、印鑑市場ではそのような流れに一石を投じるという願いも込めて、文字はオプションで完全オリジナルとなる手書き文字で作成も可能とし、彫刻仕上げは10年以上の彫刻経験のある職人のみが行います。
印鑑の相場について


良質印鑑の見極め方
印鑑は同品質と保証されているようなブランドの電化製品のようなものではありません。
同品質の製品であれば、当然価格で比較し安いお店で買うのが賢明ですが、印鑑は安ければ良いというものではりません。良質な印鑑の見極め方をご説明させていただきます。

近年の流行
2000年以降くらいから印鑑の素材、印材もどんどん新しい商品が販売されておりますが、未だ定番といわれる黒水牛や象牙などを脅かす存在ではありません。
そのような印材の流行の観点と近年粗悪になりつつある印鑑の作成方式の流行の観点から印鑑の流行りを解説します。
ご注意ください
印鑑の相場はその他の商品の価格相場と同じく、時代の経過に伴い変化する性質のものです。記載内容はあくまで記載当時の私見となります。