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婚姻届に使う印鑑を選ぶ前に!使える印鑑のルールを学びましょう!

2019.9.20カテゴリー:印鑑の種類について

「結婚が決まったから婚姻届に印鑑を押す必要がある。」
「婚姻届に使える印鑑とそうでないものの違いを教えてもらいたい。」
婚姻届に使用できる印鑑にはルールがあるのでしょうか。
例えば銀行の口座開設に必要な印鑑はきまりがあります。
しかし、結婚の際に必要な婚姻届は公的文書ですが、届け出をした印鑑でなくても大丈夫なのです。
今回は意外と知られていない婚姻届に使う印鑑のきまりをご説明します。

 

□印鑑の種類

婚姻届に使用する印鑑として候補に挙げられるのは以下のような物になります。
ご存じない印鑑の種類もあるかもしれませんのでひとつひとつ詳しくご紹介します。

 

*認印

書類の申し込みや受け取り等の証明に認印が用いられます。
一般的に皆さんがよく使用する印鑑だと思います。
郵便の受け取りや、簡易書類のサインに使用することが多いでしょう。
苗字のみの簡易的な商品がほとんどで、価格も比較的安いです。

 

*実印

役所に申請し登録した印鑑を実印と言います。
偽造防止の目的で個別に制作されたものを登録します。
登録の際にはサイズが8ミリメートルから25ミリメートル以内と決まっています。
文字の組み合わせ方や新旧字体といったきまりが多くあるため、注意しつつ作りましょう。
印鑑の素材は頑丈なものを選び、欠けたり変形したりすることのないように気をつけましょう。

 

*銀行印

銀行で口座を開設する場合は印鑑の届け出が必要です。
金融機関によって規定された印鑑を銀行印として個別に登録します。

 

*訂正印

書類等の修正をしたい場所に押す印鑑です。
狭いスペースに使うことが多いため、6ミリメートルのものを用いる場合が多いです。
しかしサイズに制限はないので、18ミリメートルのものを使っても構いません。

 

*シャチハタ

百円ショップでも売られているようなスタンプ式の印鑑です。
合成ゴムを使い、内側に入ってるインクが表面に染み出るように作られています。
本来の名称は浸透印と言います。
朱肉を必要としない簡易的な印鑑ということもあって、力の加減により印影が変わってしまいます。
公的な書類には使用不可とされています。

 

□結婚する本人の印鑑

結婚する2人が利用する印鑑は基本的に何を使っても問題ありません。
しかし、シャチハタは印鑑の形状が変形しやすいので原則禁止です。
なぜ当人がどのような印鑑を使っても良いのかというと、保証人の印鑑があるからです。
成人をしている保証人2名が、当事者らの正式な婚姻届だと証明することで、結婚が認められます。
注意点として、お互いが旧姓の印鑑を押す必要があります。
まだ結婚を国に認められたわけではないので正式な夫婦ではないという判断です。

 

□立会人、保証人の印鑑

婚姻届には証人2名分の署名の捺印が必要です。
立会人や証人も結婚する当人と同様にどの印鑑を使っても構いません。
もちろんゴム印やシャチハタは使用不可です。
立会人や証人が夫婦や家族で同じ苗字を持つ場合は、それぞれが別人であることを証明する必要があります。
婚姻届の捺印にミスが起こる場合を想定して欄外に印鑑を押してもらいましょう。
この欄外に押す印を捨印と呼びます。
訂正の必要性をあらかじめ想定し、その印を押した立会人、証人が訂正を認めるといった内容の証明になります。

 

□印鑑の押し間違い

婚姻届は公的文書です。
印影が薄い、印がにじんでいる、誤って上下反対に押してしまった等の失敗は修正しましょう。
この時にやってはいけないのが、修正テープや修正液で印の跡を消すことです。
二重線を引いてもう一度印を押しなおしましょう。
その他の筆記内容にも修正が必要な場合があると思います。
修正印は不要ですが、欄外に訂正した文字数を記載したうえで、その上から届出人欄と同じ印鑑を押しましょう。
訂正の方法は届ける役所によって異なりますので、確認しておいてください。

 

□婚約後の印鑑

結婚すると女性側は苗字が変わります。
それを考慮して実印を名前で作られている方も多いことでしょう。
旧姓の印鑑は使用できなくなるので、苗字の入った印鑑は買い替えておくと良いですね。
一方で男性は不動産の購入や、車の購入に実印を使います。
一家を象徴する苗字を彫った実印を使いましょう。
夫婦で同じ印鑑を使いたいと考えているお客様がいらっしゃるかもしれませんが、それはあまりおすすめできません。
結婚しているからといって不動産、車の売買や、借入金等の考え方が夫婦で異なる場合、同じ印鑑のみを使っていたら金銭的トラブルになりかねません。
離婚という可能性もあまり考えたくありませんが、そういった場合には別々の印鑑が必要です。
異なる印鑑を個人の物として所持しておきましょう。

 

□まとめ

婚姻届に使用する印鑑にきまりはあるのかをご説明しました。
意外ときまりがないようで、不可になる条件もあり難しかったかもしれません。
幸せの象徴である婚姻届を出す際には、とっておきの印鑑を使いましょう。
印鑑に関してなにかご相談やお悩みがあれば、お気軽に当社までご連絡ください。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。