熟年の職人が作り続けて27年

印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑の種類について > 印鑑をこれから作る人へ!インクの色について紹介します!

印鑑市場 店長ブログ

印鑑をこれから作る人へ!インクの色について紹介します!

2021.5.10カテゴリー:印鑑の種類について

季節が変わり印鑑が必要になる場面が増えてきていますよね。
印鑑は朱肉がない状態では使えないので買う時には朱肉と一緒に購入される方が多くいます。
さて、印鑑を使用する際の色について疑問に思われたことはないでしょうか。
ここではインクの色について紹介します。
購入の際にはぜひ参考にしてみてください。

 

□色について知っておこう!

銀行の開設や契約などの重要な場面で必要になる印鑑ですが、印鑑とは別に朱肉が必要です。
朱肉は印を押す際に赤く色づける役割を担っています。

一般的に朱色が使用されていますが、朱色以外でも印を押すことは可能なのかについて疑問に思ったことはないでしょうか。
実際には印鑑に使用されるインクの色にはさまざまな種類があります。
インクの色は法的には定められておらず何色でも問題はありません。

思い返してみると書類をファックスで送る際は原本に朱色で印鑑を押してもモノクロを選択すると黒色になってしまいます。
しかし、このような場合でも書類としてしっかりと受理してもらえています。
ここからわかるように、印鑑の色は朱色に限定はされていないのです。

よく目につく印の色は印刷後の黒色や鮮やかな朱色ですよね。
世の中には虹色の印を押しても問題がなかったという例もあるようです。
つまり、印鑑は指定されない限り何色でも使用可能ということですね。

 

□印鑑はなぜ朱色を使用しているのか?

ここまでは印鑑の色について紹介しました。
法律上では色に縛りはなく自由なことを理解できたと思います。
それではなぜ、印鑑は朱色をしているのでしょうか。
ここでは、なぜ朱色が使用されているのかについて紹介します。

1つ目は、「神の力」です。
印鑑は紀元前5000年頃のメソポタミアで生まれたといわれています。
その時代では、現在のような印の印鑑は使用されておらず、円筒形の外周部分に絵や文字を刻み、これを粘土板の上に転がしていました。

印を捺す理由は、印には聖なる力が宿っていると考えられていたため、印によって所有物を守ってもらうためでした。
封印という言葉があるように、封をしておけば守られます。
また、朱色は太陽や炎といった神を連想させることから神聖な色とされていました。
このような理由から印は朱色を使われているようです。

2つ目は、鮮やかであるからです。
単純なように聞こえますが、朱色は圧倒的に鮮やかで目につきやすいです。
古くから文字を書くときには、墨などの黒色のものが使われており対照的な朱色が好まれました。
朱色は対照的な色であることや、長い年月が経過した際にも変色する可能性が低いことが使用される理由です。

3つ目は、高貴の色であるからです。
中国で朱色は古くから高貴の色とされていました。
歳月に関係がなく鮮やかな色が続くことから、黄金の不老不死の色として使用されていました。

さらに日本でも朱色は高価なものとされていました。
当時中国が文化の先進国であったため日本が朱色を使っていることも珍しくはありませんね。

 

□インクの種類や特徴について!

ここまでは印鑑に朱色が使われている理由について紹介しました。
印鑑は古くから存在するものであるため縁起が良く神聖なものだという考えがありました。
一般的に広く使われているインクは今も昔も朱色ですが、インクにはいくつか種類があります。
そこでここでは、インクの種類や特徴について紹介します。

 

*水性インクの特徴

水性インクは不純物が少ない精製水を使用してつくられたインクです。
そのため匂いが少なく粘度が低いです。
水性インクの特徴は、扱いやすい一方で乾くのに時間がかかるためしっかりと乾くまで待つ必要があることです。
また、水性であるためビニールに書いてもはじいてしまい色がつきません。

 

*油性インクの特徴

油性インクは有機化合物が含まれている溶剤で作られています。
水性インクとは違い、印字はすぐ乾くため手でこすれてしまう心配はありません。
また、ビニールにはじかない性質であるため印字が可能です。
しかし、粘度が高いことから扱いにくいという難点もあります。

 

*不可視インク(インビジブルインク)

不可視インクは特殊なインクであり、自然光では見えずUVランプを照射することで青く光るアルコールベースのインクです。
これは優れた固着力を備えており、非浸透面での印字に適しています。
主な用途例としては、光沢紙、金属、プラスチックなどで使用されます。

 

*紫外線硬化インク

UVインクとはUV光(紫外線)を照射させることで固まるインクを称します。
UVインクは、水に溶けないことから多彩なメディアへの適正と耐久性、高い速乾性による短納期への対応などが評価され出荷量は近年増加傾向です。
ノベルティや、タッチパネルのインサートフィルムやスイッチへの印字などに適しており用途に応じて使用できるインクです。

 

□まとめ

今回は印鑑のインクの色について紹介します。
印鑑は重要な場面で使われますが、インクの色に規則はなく自由でしたね。
しかし、一般的に使用されている朱色のインクには神聖な意味も込められていました。
今回の記事によって印鑑の知識は深まったと思います。
印鑑などでお悩みの方はぜひ一度当社にご相談ください。

一覧に戻る

印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑