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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑市場 店長ブログ

実印紛失で不動産取引に影響?対処法と再登録の手続き

公開日:2025.7.15カテゴリー:印鑑について

更新日:2025.7.7

実印紛失で不動産取引に影響?対処法と再登録の手続き

実印、それは人生における重要な証。
不動産取引といった大きな契約を結ぶ際に必要不可欠な存在です。
しかし、大切な実印を紛失してしまった場合、どのように対処すれば良いでしょうか。
パニックになる前に、まずは冷静に状況を把握することが大切です。


この先、不動産取引にどのような影響が出るか、そして、どのように対処すれば被害を最小限に抑えられるのか。
今回は、実印紛失による不動産取引への影響と、具体的な対処法を解説します。

 

実印紛失の不動産取引への影響

 

売買契約への影響

 

不動産の売買契約は、人生における大きな決断の一つです。
例えば、念願のマイホームを購入する契約や、相続した土地を売却する契約など、多額の資金が動く重要な契約です。


この契約において、実印は売買当事者であることを証明する重要な役割を担います。
実印を紛失した場合、契約自体が成立しないわけではありませんが、本人確認が困難になるため、契約締結に遅延が生じる可能性があります。


例えば、契約書への押印が遅れることで、売買契約の期限までに手続きが完了せず、契約が白紙になる可能性も出てきます。
また、売買価格の支払いや所有権移転のスケジュールにも影響が及び、買い主と売り主双方に多大な損害を与える可能性があります。
特に、売主が実印を紛失している場合、買い主は売買契約の履行に不安を感じ、契約を解除する可能性が高まります。


仮に契約解除に至った場合、違約金が発生する可能性や、新たな物件探しによる時間と費用のロスが発生するなど、多方面への影響が考えられます。
一方、買主が実印を紛失している場合、売主は契約履行の遅延や不履行のリスクを負うことになり、売主も同様に経済的な損失や精神的な負担を被ることになります。
契約書への押印が滞ると、取引全体に大きな支障をきたす可能性があるため、早急な対応が求められます。


例えば、住宅ローンの融資実行が遅れることで、引越し費用や仮住まいの費用増加といった追加費用が発生する可能性もあります。

 

抵当権設定への影響

 

不動産に抵当権を設定する際にも、実印は不可欠です。
例えば、住宅ローンを組んでマイホームを購入する場合や、事業資金を借り入れる際に、不動産を担保として提供する際に抵当権設定が必要となります。
抵当権設定は、不動産を担保として融資を受ける際に必要となる手続きです。
実印を紛失した場合、抵当権設定の手続きが遅延したり、最悪の場合、手続き自体が不可能になる可能性があります。


これは、融資を受ける予定だった借り手にとって大きな問題となります。
融資実行が遅れることで、資金調達計画に狂いが生じ、事業に大きな影響を与える可能性も考えられます。
例えば、事業の開始時期が遅れる、あるいは資金繰りが悪化して事業継続が困難になるといった事態も起こり得ます。


さらに、抵当権設定ができないということは、不動産を担保として融資を受けることができないことを意味します。
他の担保を用意する必要が生じ、新たな負担が発生する可能性があります。

 

登記手続きへの影響

 

不動産の売買や抵当権設定といった取引は、必ず登記手続きが必要となります。
登記手続きは、不動産の所有権や権利関係を公的に記録する重要な手続きです。
この登記手続きには、実印と印鑑証明書が必須です。
実印を紛失した場合、印鑑証明書を取得することができず、登記手続きを進めることができません。
登記が完了しない限り、不動産の所有権や権利関係は法的に確定しません。


例えば、売買契約が成立しても、登記が完了するまでは所有権は移転せず、法律上は売主が所有者であり続けます。
そのため、不動産取引は完全に完了したとは言えず、売買代金の回収や、所有権の明確化が遅れるなど、大きなリスクを抱えることになります。
仮に、紛失した実印が不正利用された場合、所有権に係るトラブルに発展する可能性も否定できません。

 

実印紛失時の緊急対処法

 

警察への届出

 

実印を紛失した場合は、まず警察に紛失届または盗難届を提出しましょう。
紛失届は、紛失した事実を記録し、万が一、悪用された場合の証拠となります。


例えば、後日、紛失した実印を使って不正な契約が行われた場合、警察への届出が証拠となり、損害賠償請求などの法的措置をとる上で有利に働きます。
盗難届は、犯罪被害を届け出ることで、警察による捜査が行われる可能性があります。
警察への届出は、実印の悪用を防ぐための最初のステップであり、非常に重要な行為です。
届出をする際には、紛失した実印の特徴(材質、サイズ、文字など)、紛失した日時、場所などを詳しく説明することが重要です。


例えば、「黒檀製、15ミリ角、苗字のみ彫り込み、〇〇年〇月〇日、〇〇駅周辺で紛失」といったように詳細な情報を提供することで、捜査効率を高めることができます。
また、警察署によって手続きが異なる場合もありますので、事前に電話で確認することをお勧めします。

 

印鑑証明書の取得

 

警察への届出と並行して、お住まいの市区町村役所に連絡し、印鑑登録証明書の発行停止の手続きを行いましょう。
これは、紛失した実印による不正利用を防ぐために非常に重要です。
発行停止の手続きを行うことで、紛失した実印を用いた印鑑証明書の発行が不可能になり、第三者による不正利用のリスクを軽減することができます。


例えば、誰かが紛失した実印と偽造した印鑑証明書を使ってローンを組もうとした場合、発行停止手続きによってその不正行為を阻止できます。


ただし、発行停止の手続きには本人確認が必要となるため、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書を必ず持参する必要があります。
手続きに必要な書類や所要時間についても、事前に役所に確認しておくとスムーズに進められます。

 

紛失届の提出

 

警察への届出と印鑑登録証明書の発行停止手続きを終えたら、お住まいの市区町村役所に紛失届を提出しましょう。
紛失届は、実印の紛失事実を公的に記録することで、将来発生する可能性のあるトラブルを未然に防ぐ上で有効な手段となります。


例えば、紛失した実印が何らかの形で悪用され、将来、法的紛争に発展した場合、紛失届の提出が証拠として役立ちます。
紛失届を提出する際には、紛失した実印の種類(実印、銀行印など)、材質、サイズ、彫られている文字、紛失した日時、場所などを正確に記載する必要があります。
また、必要に応じて、警察からの受理証明書などを提出する必要がある場合もあります。
役所の窓口で必要書類を確認し、スムーズに手続きを進めましょう。

 

不動産取引における実印の重要性

 

実印の法的効力

 

実印は、法律上、個人の意思表示を行うための重要な印鑑です。
民法上、重要な契約においては、実印を押印することで、契約の当事者であることを明確に示し、契約の有効性を高めます。
不動産取引においては、契約書への押印が本人によるものであることを証明する重要な役割を担います。


実印を用いることで、契約の有効性が担保され、トラブル発生時の法的根拠となります。
例えば、売買契約後にトラブルが発生し、裁判になった場合、実印を押印した契約書は重要な証拠となり、権利を守ります。
実印は、本人確認の重要な要素であり、契約の信頼性を高めるために必要不可欠なものです。

 

本人確認の重要性

 

不動産取引は高額な取引であるため、本人確認は非常に重要です。
実印は、本人であることを証明するための重要な手段です。
実印と印鑑証明書を併せて提出することで、契約相手は身元を確認し、契約の安全性と信頼性を高めることができます。


例えば、高額な不動産取引において、本人確認が不十分なまま契約を締結した場合、後々、詐欺やなりすましといったトラブルに発展するリスクが高まります。
本人確認が不十分なまま契約を締結した場合、後々トラブルに発展する可能性が高くなります。
例えば、契約相手が詐欺師であった場合、多額の金銭的損失を被る可能性があります。

 

安全な保管方法

 

実印は、不正利用されないよう安全に保管することが重要です。
自宅に保管する場合は、金庫や耐火性の高い場所に保管しましょう。
また、実印と印鑑証明書は別々に保管し、紛失した場合に備えて、印鑑登録証明書の控えを保管しておくことも有効な対策です。


さらに、実印の複製を作成しないこと、実印の情報を他人に漏らさないことも重要です。
例えば、実印の写真をスマートフォンに保存する際は、パスワードロックをかけるなど、情報漏洩対策を徹底しましょう。
保管場所だけでなく、デジタルデータでの管理についても注意が必要です。

 

実印紛失後の手続きと再登録

 

新しい実印の作成

 

紛失した実印は、原則として再作成はできません。
新しい実印を作成する際には、印鑑登録を行う市区町村役所に相談し、適切な手続きを行いましょう。
新しい実印を作成する際には、材質(例えば、象牙、黒檀、チタンなど)、デザイン、サイズなどを慎重に選び、自分にとって使いやすい印鑑を選ぶことが大切です。
材質によって耐久性や価格が大きく異なるため、予算や好みに合わせて選びましょう。

 

印鑑登録証明書の申請

 

新しい実印を作成したら、市区町村役所に印鑑登録の申請を行いましょう。
印鑑登録は、新しい実印を公的に登録することで、将来の不動産取引やその他の重要な手続きにおいて、本人確認をスムーズに行うために必要です。


申請時には、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)と新しい実印を持参する必要があります。
申請に必要な書類や手続き方法については、事前に役所のホームページを確認するか、電話で問い合わせることをお勧めします。

 

関連書類の変更手続き

 

新しい実印を作成し、印鑑登録を完了したら、銀行口座やクレジットカード、各種契約書(生命保険契約書、賃貸借契約書など)、会社の印鑑登録など、実印が登録されている関連書類の変更手続きを行いましょう。


これらの手続きを怠ると、不正利用のリスクが高まる可能性があります。
変更手続きには、新しい印鑑登録証明書が必要となるため、忘れずに行うようにしましょう。
各機関によって手続き方法が異なるため、事前に各機関のホームページや窓口で確認することをお勧めします。

 

まとめ

 

実印の紛失は、不動産取引に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
警察への届出、印鑑登録証明書の発行停止、紛失届の提出といった迅速な対応が不可欠です。
そして、新しい実印の作成と印鑑登録、関連書類の変更手続きを丁寧に行うことで、リスクを最小限に抑えられます。
大切な財産を守るためにも、実印の管理には細心の注意を払い、万が一の事態に備えておくことが重要です。


日頃から、実印の保管場所や、紛失時の対処法について意識しておきましょう。
例えば、実印の保管場所を家族にも伝えておく、定期的に保管状況を確認するなど、具体的な対策を講じることで、紛失リスクを軽減できます。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑

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    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
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    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

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    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。