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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑について > 印鑑から美術品まで!象牙の真贋を見分ける方法を解説

印鑑市場 店長ブログ

印鑑から美術品まで!象牙の真贋を見分ける方法を解説

2024.4.23カテゴリー:印鑑について

印鑑から美術品まで!象牙の真贋を見分ける方法を解説
象牙製品は、その美しさと希少性から長年にわたり高い価値を持つアイテムとされてきました。
しかし、その美しい象牙製品の世界には、本物と偽物が混在し、愛好家たちを悩ませています。
本物の象牙製品を見分け、購入時やコレクションの鑑賞時に役立つ知識は、コレクションの価値を守り、さらにその魅力を深めることでしょう。
 
この記事では、象牙製品の本物と偽物を見分けるためのポイント、象牙の品質のランク分け、そして贋作を識別する方法に焦点を当て、象牙製品への理解を深められるようご紹介します。
 

□象牙の品質を決める「キメ」の秘密

 
象牙製品の美しさと価値は、その「キメ」の細かさによって大きく左右されます。
では、この「キメ」とは具体的に何を指すのでしょうか。
 

*象牙の「キメ」とは?

 
象牙の「キメ」とは、象牙を構成する細かい繊維の密度を指します。
一般に、キメが細かいほど品質が高く、美しい光沢と滑らかな手触りが得られます。
このキメの細かさは、象牙が形成される過程で神経が通っていた空洞の周囲や、中心に近づくほど細かくなる傾向にあります。
 

*象牙の中心と空洞の関係

 
象牙の中心部分は、かつて象の神経が通っていた場所です。
そのため、中心に近づくほど、神経の存在により形成された細かい空洞が多くなり、キメが細かくなるのです。
これが、象牙の品質を左右する大きな要因となっています。
 

*品質によるランク分け

 
象牙の品質は、外側から中心に向かって高くなるため、そのキメの細かさに基づいてランク分けされます。
例えば、「極上」と評される象牙は、この中心部分に近い箇所から取れるため、非常に高価で価値があります。
逆に、外側の部分はキメが荒く、品質としては低いとされます。
 
象牙の品質を理解することは、その価値を正確に評価し、適切な価格で取引を行う上で非常に重要です。
また、贋作との区別にも役立ちます。
次に、象牙のランク分けについて、さらに見ていきましょう。
 

□象牙のランク分けを理解する

 
象牙製品を選ぶ際、その品質を示すランク分けに注目することが重要です。
ランクは、象牙の見た目と触感、そして捺し心地によって決定され、各ランクには独特の特徴があります。
ここでは、象牙のランク分けと、それぞれのランクが持つ特性について掘り下げていきます。
 

*粗悪材:見た目の印象と触感

 
粗悪材は、象牙としての価値が低く、見た目にも明らかな劣化が見られるものです。
特に、キメが荒く、ヒビ割れやざらつきが目立つのが特徴です。
触った感じもザラザラしており、象牙特有の滑らかさや冷たさは感じられません。
捺し心地も悪く、印材として使用するには適していません。
 

*中材:適度な品質と使用感

 
中材は、粗悪材と上級材の間に位置するランクです。
見た目には格子柄のような綺麗なキメが見え、指先にはわずかな凹凸が感じられます。
このランクの象牙は、使い勝手が良く、一般的な印材としては十分な品質を持っています。
捺し心地も良好で、象牙特有の感触を楽しめます。
 

*上上材:高級感溢れる質感

 
上上材は、象牙の中でも特に品質が高いとされるランクです。
このランクの象牙は、キメが非常に細かく、滑らかな触感を持ちます。
見た目にも美しく、高級感があります。
捺し心地も抜群で、一度使うと他の材質には戻れないほどの満足感を得られます。
しかし、その希少性から価格も高くなりがちです。
 

*極上材:最高峰の品質と価値

 
極上材は、象牙の中で最も高いランクに位置付けられ、最高峰の品質を誇ります。
キメが見えないほど細かく、透き通るような美しさを持ちます。
触感も非常に柔らかく、肌に吸い付くような感覚が特徴です。
捺し心地はいうまでもなく最高級で、これ以上ないほどの品質を誇ります。
極上材は非常に希少で、その価値は計り知れません。
 
象牙のランク分けを理解することで、購入時やコレクションの鑑賞時に、より深い理解と評価が可能になります。
そこで、これらの知識を生かし、印鑑における象牙製の本物と贋作の見分け方について見ていきましょう。
 

□印鑑における象牙製の本物と贋作の見分け方

 
象牙製品、特に印鑑といった価値あるアイテムを選ぶ際、本物と贋作(偽物)を見分ける能力は非常に重要です。
ここでは、象牙製品の本物と贋作を見極めるための主なポイントを解説します。
この知識をもって、貴重な象牙製品を賢く選び、コレクションの価値を守りましょう。
 
本物の象牙は、カルシウムで形成されており、木目のような独特の斑模様やアイボリー調の色合いを持ちます。
これらは人工的には再現しづらい美しさとなっており、本物ならではの質感とツヤが特徴です。
 
一方で、象牙の贋作は、レジンや大理石の粉末を混ぜ合わせて作られることが多いです。
これらの贋作は、本物に比べて色合いや質感、ツヤが不自然であり、斑模様の表現も均一で無機質な印象になりがちです。
 
全形を保持した象牙(一本物の牙)の場合、根元から先端にかけての三分の一くらいは必ず空洞になっているという特性があります。
この空洞の有無を確認することで、本物か贋作かの判断材料となります。
空洞がなく詰まっている場合、その象牙は贋作の可能性が高いです。
 
また、象牙製品の最大の特徴である斑模様は、本物と贋作を見分ける重要なポイントです。
本物の象牙には自然な斑模様が存在し、これを「シュレーゲル」と呼びます。
斑模様の有無やその表現を見ることで、製品が本物の象牙かどうかを判断できます。
贋作の場合、斑模様が均一過ぎたり、斑模様そのものが存在しなかったりすることがあります。
 
象牙製品を選ぶ際には、これらのポイントを念頭に置きながら、慎重に検討することが求められます。
次に、実際に象牙製品を選ぶ際の最終チェックリストについて、具体的なアドバイスを提供します。
 

□象牙製品を選ぶ際の最終チェックリスト

 
象牙製品を購入する際には、その美しさや価値を十分に理解した上で、最終的な選択を行うことが重要です。
ここでは、象牙製品を選ぶ際に確認すべきポイントをまとめたチェックリストを提供し、購入者が高品質な象牙を見分けるための具体的なアドバイスをします。
 
1:象牙の「キメ」の確認
 
キメが細かく均一であるかどうかをチェックし、高品質の象牙であることを確認します。
 
2:斑模様(シュレーゲル)の検証
 
自然な斑模様が存在しているか、またその模様が均一でない自然な流れをしているかを見ます。
斑模様が不自然に均一である場合は、贋作の可能性を疑います。
 
3:色合いと質感の確認
 
象牙特有のアイボリー色をしており、自然なツヤがあるかどうかを見ます。
不自然な光沢や色合いは贋作のサインです。
 
4:重量感のチェック
 
本物の象牙は密度が高く、一定の重量感があります。
軽すぎる場合は、他の材質で作られた贋作の可能性があります。
 
5:販売店や製造元の信頼性の確認
 
象牙製品を取り扱う販売店や製造元が信頼できる会社かどうかを調べます。
 
6:購入時の書類の確認
 
適切な書類が提供されるか確認しましょう。
特に、象牙製品に関する法律に基づく証明書や、品質を保証する書類が重要です。
 
7:価格との照らし合わせ
 
価格が品質と見合っているかどうかを検討します。
異常に低価格である場合は、その理由を会社に確認し、疑問点を解消しておきます。
 
8:購入後のアフターケアの確認
 
購入後のメンテナンスや修理に関するサービスが提供されているかどうかを確認します。
高価な象牙製品の場合、適切なケアが長期的な価値を保つために不可欠です。
 

□まとめ

 
象牙製品は、その美しさと希少性から多くの人々を魅了し続けています。
しかし、本物と偽物が混在する市場で、価値ある購入をするためには、知識と慎重な検討が求められます。
本稿で紹介したチェックリストを活用し、品質の高い象牙製品を選ぶ際の参考にしてください。
正しい知識と注意深い観察によって、皆さんの象牙製品コレクションはさらに価値あるものへと成長していくでしょう。
ぜひこの記事で紹介した内容を参考に、象牙製品についての理解を深められたら幸いです。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑

印鑑の知識

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    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

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    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

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