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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑市場 店長ブログ

印影をネットに載せてはいけない理由とSNS時代の新リスクを解説

公開日:2025.11.30カテゴリー:印鑑について

更新日:2025.11.2

印影をネットに載せてはいけない理由とSNS時代の新リスクを解説

 

現代のデジタル社会においては、SNSをはじめとするオンラインプラットフォームでの情報共有が、もはや日常の一部となっています。
友人との交流や仕事上の発信、趣味の共有など、インターネット上で自分の存在を発信することは、現代人にとって自然な行動です。
しかし、便利さの裏には大きな落とし穴が潜んでおり、とくに「印影(いんえい)」のように個人を特定できる情報を不用意にネット上に載せてしまうことは、想像以上の危険を招く行為です。
今回は、印影をオンラインにアップロードすることのリスクと、個人を守るために実践できる具体的な対策を、わかりやすく解説していきます。

印影をネットに載せてはいけない理由

 

個人情報の漏洩の危険性


インターネット上に印影を公開することで、最も深刻な問題となるのが「個人情報の漏洩」です。
印鑑は、銀行口座の開設や契約書の締結、さらには重要な公的手続きにも使われる、極めて信頼性の高い本人確認手段のひとつです。
その印影が流出すれば、悪意を持つ第三者が身元を偽装し、不正な取引や詐欺に利用する可能性があります。
印影は単なるスタンプやデザインではなく、「法的な本人証明」に近い重みを持つものです。
一度ネットに流出してしまうと、完全に削除することはほぼ不可能であり、誰かが保存・転用するリスクを完全に排除することはできません。
そのため、印影は絶対にネットに掲載してはいけない「最重要個人情報」の一つといえるのです。

不正利用のリスクが高まる


印影がネット上で拡散すると、「偽造」や「不正利用」のリスクが急激に高まります。
たとえば、画像加工技術を使えば、公開された印影から本物そっくりの偽造印を作ることは、以前よりはるかに簡単になっています。
この偽造印が契約書や申請書に使用されれば、本人の知らぬ間に法的なトラブルへと発展するおそれもあります。
実際に、ネット上に公開された印影が転用され、偽造書類の作成に利用されたケースも報告されています。
印影の不正利用は単なる迷惑行為ではなく、「詐欺罪」や「文書偽造罪」といった刑事事件に発展することもある非常に危険な行為です。

信用情報への影響


印影の不正利用によって起こる被害の一つに、信用情報への悪影響があります。
たとえば、印影を悪用されて偽の契約が結ばれたり、金融取引が行われたりすると、本人の知らぬ間に「債務」や「延滞履歴」が信用情報に登録されてしまうことがあります。
このような状況になると、新たにクレジットカードを作ることが難しくなったり、住宅ローンや自動車ローンの審査で不利になったりするなど、生活に直接的な支障をきたすことになります。
一度失われた信用を取り戻すのは容易ではありません。印影を守ることは、あなたの「信用」そのものを守ることに直結しているのです。

SNS時代の新たなリスク

 

情報の拡散速度がリスクを増幅する


SNSが発達した現代では、情報の拡散速度はかつてないほど速くなっています。
もし印影の写真を何気なく投稿してしまえば、その画像はあっという間に拡散し、削除しても完全に消えることはありません。
スクリーンショットや保存機能によって、誰かの手元にコピーが残り続けるからです。
一度広がってしまった情報を完全に取り戻すことは不可能に近いため、「投稿する前に公開の是非を考える」ことが最も重要です。

プライバシー設定の誤解が問題を引き起こす


SNSにはプライバシー設定機能がありますが、その仕組みを正確に理解している人は意外と少ないものです。
「友達にしか見えない」と思っていても、実際には第三者が閲覧できる状態になっているケースがあります。
特に、アカウントを複数のデバイスで使用している場合や、友達リストに知らない人が含まれている場合は注意が必要です。
自分では安全だと思っていた投稿が、実は広く公開されていたということも珍しくありません。

偽情報の拡散とその影響


SNSでは、誤情報や悪意あるデマが瞬時に拡散します。
印影が偽造され、「本人がこの契約を承認した」などと虚偽の情報を広められると、社会的な信用を失う危険もあります。
特に企業経営者や公的立場にある人にとっては、たった一枚の偽造印影が大きな信用失墜を招くこともあります。
偽情報の拡散は止めにくいため、そもそも印影をネット上に出さないことが最善の防御策です。

個人情報の漏洩を防ぐ方法

 

情報共有前のチェックリスト


情報を発信する際は、投稿内容に「個人情報」が含まれていないかを丁寧に確認しましょう。
特に印影、署名、住所、身分証など、個人を特定できる情報は絶対に投稿しないことが原則です。
また、書類の写真をSNSに載せる場合は、モザイク加工やトリミングを行い、印影部分が映り込まないようにすることが大切です。

適切なプライバシー設定の利用


SNSを始めとするプラットフォームで提供されているプライバシー設定を適切に活用し、不特定多数に情報が見られないように設定することが大切です。
「公開」「友達のみ」「自分のみ」などの設定を活用し、不特定多数が閲覧できる状態を避けましょう。
また、アカウントのセキュリティ設定を定期的に見直すことで、プライバシーリスクを低減できます。

信頼できるプラットフォームを選ぶ


情報共有を行う際には、セキュリティ体制が整った信頼性の高いプラットフォームを利用することが重要です。
サーバーの安全性や運営元の信頼度を確認し、不審なアプリやサイトを避けることが、自分のデータを守る第一歩です。
さらに、通信の暗号化や二段階認証の導入など、追加の安全対策を講じることで、情報漏えいや不正アクセスのリスクを大幅に減らすことができます。

自分を不正利用から守る策

 

二段階認証の活用


SNSやクラウドサービスでは、二段階認証を設定しておくことで、不正アクセスのリスクを大幅に減らせます。
IDやパスワードが漏れた場合でも、スマートフォンでの認証を要求されるため、第三者が勝手にログインすることは困難です。

定期的なパスワードの変更


パスワードは一度設定したままにせず、定期的に更新することが望ましいです。
特に複数のサービスで同じパスワードを使い回している場合、一つの流出が他のアカウントの乗っ取りにつながるおそれがあります。
できるだけ複雑な文字列を使用し、定期的に変更する習慣を持ちましょう。

不審なアクティビティへの対応方法


ログイン履歴やアクセス通知に不審な動きがあれば、すぐにパスワードを変更し、運営に報告しましょう。
大手SNSでは、不正アクセスを検出した際に警告を出す機能や、サポート体制が整っています。
早期対応が、被害の拡大を防ぐ鍵となります。

まとめ


この記事では、印影をインターネット上に公開することの危険性と、その対策について詳しく解説しました。
印影は単なる印ではなく、「法的な本人確認」の象徴であり、最も守るべき個人情報のひとつです。
一度流出すれば、詐欺・偽造・信用喪失といった深刻な被害に直結するおそれがあります。
SNSを安全に利用するためにも、プライバシー設定の確認、二段階認証の導入、情報発信時の慎重な判断が欠かせません。
「うっかり投稿した1枚の写真」が、一生を左右するトラブルの原因になることもあります。
便利なデジタル社会だからこそ、今一度、自分の情報管理を見直し、安心してオンラインを活用できる環境を整えましょう。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。