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銀行印を作りたい女性必見。書体を含めた印鑑の気を付けたいポイントについて解説いたします!

2018.9.15カテゴリー:印鑑について

女性の方で印鑑、特に銀行印を作ろうと思われている方はいらっしゃいませんか。
結婚や成人など、印鑑は大きな節目の際に作られることが多く、何度も作り直すものではないため少しでも丁寧にこだわりを持って作りたいですよね。


特に、銀行印の場合、同じ口座を使い続ける限り同じ印鑑を保持する必要があるため、長く使えるものが必要になってきます。
そこで今回は、女性の方が作る銀行印についてお伝えします。

 

□銀行印とは

みなさんは、銀行印についてどんな印象をお持ちですか?
単に、銀行で口座開設する際に使う印鑑というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
銀行印は登記関係の書類を作成する際に使われる実印とは区別されます。


その大きな理由として安全性の問題があります。
届け出上、実印と同じ印鑑を登録することもできますが、印鑑は盗難や紛失の際には届け出をしなければなりません。
そのため、同じ印鑑を登録していた際に盗難や紛失をしてしまうと悪用のリスクが二倍になる上、紛失の届け出をする手間も大幅に増えます。
このような手間を防ぐためにも、実印と銀行印で別の印鑑を登録することをおすすめします。


また、100円ショップで購入できるような印鑑を銀行印にするのもおすすめしません。
銀行印は、安全性が重要なので、誰でも同じ印鑑を手に入れられるというのはリスクがあります。
自分のオリジナルの印鑑を作り、悪用される不安なく銀行口座を開設してみてはいかがでしょうか。

銀行印を含め、印鑑は名字、もしくはフルネームで作成することが一般的になっています。
しかし、女性の方は結婚して名字が変わるため、下の名前だけで銀行印を作られる方も多いです。
銀行印においても下の名前で印鑑を登録することが可能です。


女性の方が下の名前で印鑑を登録するメリットとして、結婚や離婚で印鑑を作り直す必要がない、夫の印鑑との混同を防ぐことができるという点が挙げられます。
主に、結婚に関してのトラブルを防ぐことができます。
特に、実印や銀行印のような重要な印鑑は記録しておかないとどちらのものかがわからなくなってしまう上に、結婚すると夫の印鑑まで管理しなければいけないため混同しないようにすることは重要です。

 

□女性の方がよく選ばれるデザイン

女性に人気の印鑑のデザインについてご紹介します。


*彩華
彩華は、北方寒冷地で産出される真樺と新開発されたフェノールレシン(樹脂)との高圧加熱処理をすることにより生み出される新素材です。
経年劣化にも強く、ひびが入ったり、ひずみが生じることが少ないです。
また、素材には間伐材を使用しており、国が推奨するエコ素材としても注目されています。
色はブラック、ブラウン、ベージュ等があり、中でもブラウンが女性に人気です。
値段もそこまで高額ではないので 、値段、デザインと耐久性のバランスがとれており、当社が取り扱っている中では女性に一番人気なデザインです。


*琥珀
琥珀は数億年間かけて樹木の樹液が地中で化石化したものです。
中には、古代の昆虫が入っていたりするものをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
印鑑の素材として使われる琥珀では、その強度を保つために人口の樹脂を合成して作成されます。


*オランダ水牛
オランダ水牛といっても、オランダ産の水牛を使ったものではありません。
白水牛とも言われる白い飴色をした水牛を素材に使ったもので、天然素材にしかない一本一本オリジナルの風合いが美的センスを感じさせます。
男性に人気な黒水牛と同様に、乾燥に弱くひび割れなどの発生の恐れがあるため、「芯持ち素材」といわれる品質のよいものを使うことがおすすめです。

 

□書体で気を付けたいポイント

銀行印で使われる書体として気を付けたいのが、簡単には読めない書体にしておくということです。
簡単に読める書体ほど偽造が容易で悪用のリスクが高まります。
選べる書体としては、篆書体、印相体、古印体、隷書体、楷書体がありますが、実印及び銀行印のようにセキュリティ面での配慮が重要な印鑑では、篆書体と印相体が多く選ばれます。

 

特に女性の方には、シンプルすぎず、ある程度の防犯性も兼ね備えている篆書体がおすすめです。
書体を決める際に、それぞれの書体のサンプルを見比べ、自分の名前でどのようになるかイメージされてみてもよいかもしれません。

 

□最後に

今回は女性の方が作る銀行印についてお伝えしました。
特におさえておきたい重要なポイントは防犯性です。
実印とは違うもの、そして、誰でも手に入れられるものではない印鑑を作ることが大切です。
また、デザインや書体においてもなるべく自分のこだわりを反映したものを作ると愛着心が湧いてくるので大切に使えると思います。


また、印鑑は非常に混同しやすいので、実印とは違ったデザインの印鑑を作ることも大切です。
銀行印の作成をお考えの方は、ぜひ私たち印鑑市場にご相談ください。
お待ちしております。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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