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印鑑市場 店長ブログ

実印の作成に必要なものは?作成の手順も含めて詳しくご紹介!

2020.2.15カテゴリー:印鑑について

「実印をまだ持っていなくて、いずれ作りたい」
と思っている方はいらっしゃいませんか?
実印は土地や住宅などの不動産を売買するときや保険に加入するときなどに必要になります。
ただ印鑑を購入するだけではなく、各市区町村で登録しなくてはなりません。
印鑑証明により本人のものだと保証されます。
実印だけではなく、この印鑑証明書がないと基本的には効力を持ちません。
その印鑑証明書は期限があり、最長でも半年ほどで切れるのでセキュリティも高いシステムであると言えます。
その分、実印の作成は他の印鑑の作成とは手順が異なります。
実際に作成する前に、手順や必要なものを知っておきたいですよね。
そこで今回は、実印を作成する手順と必要なものについてご紹介します。

 

□実印を作成する手順

*印鑑の購入先を決める

印鑑を購入するとき、多くの方は近所の店に行くことを想像すると思います。
しかし、最近ではネットで印鑑を購入する方が増えています。
珍しい名字の方や、素材にこだわりたい方は、品揃えが多いネットでの購入が合っています。
しかし、安さを全面に押し出して粗悪な印鑑を販売しているところもあるので注意しましょう。
実印は一生使うものですし、偽造がされにくいオリジナリティや劣化しない品質が必要になります。
当社では偽造されにくく上質な手書き文字での印鑑作成を行っているので、安心してお買い求めいただけます。

 

*素材を決める

印鑑は様々な種類の素材があります。
よく使われるゴム製のものは安価ですが、劣化しやすいので一生使う実印にはおすすめしません。
場合によっては実印として認められないこともあります。
象牙は昔から高級な印鑑の代名詞とされています。
実際に見た目の美しさだけではなく、高い実用性を持っているのでおすすめです。
朱肉が乗りやすく、軽い力で押せる上に、劣化しにくいです。
他にも黒水牛の角を使った印鑑が人気です。
象牙に比べると手頃で、耐久性も捺印性も高いので多くの人に使われています。
最近ではチタン性の印鑑もあります。
何よりも耐久性に優れており、自然素材とは違い湿気などの気候条件にも強いです。
また、水洗いができるので手入れも簡単です。
他にも琥珀や木を使ったものなど、素材はいろいろな種類があります。
ずっと使うものですから、耐久性や偽造のされにくさはもちろん、自分の好きな見た目のものを選ぶのも大事です。

 

*書体を選ぶ

印鑑の書体はいくつかあります。
印相体、古印体、篆書体(てんしょたい)、隷書体(れいしょたい)が主な書体です。
古印体や隷書体は読みやすいので認印などにはおすすめですが、実印は読みにくくても複雑で偽造されにくい書体が向いています。
実印に向くのは印相体や篆書体です。
一見複雑で何と書いているか分からないことも多いですが、偽造はされにくいです。
特に印相体は文字と枠が接する部分が多いので欠けにくいという特長もあるので、書体に迷ったら印相体を選んでください。

 

*登録の可否を確認する

上で書いたように、実印は市区町村の役場で登録する必要があります。
印鑑を買ってから登録できないという場合もあるので、登録できない条件について確認しましょう。
まず量産品は登録できない場合があります。
これはすでに誰かが登録していることがあるからです。
実印作成においてはオリジナリティがあるものを購入してください。
形にも条件があります。
印鑑は円形、楕円形を想像する方が多いと思いますが、四角形のものもありますよね。
この四角形の印鑑は問題なく登録できます。
しかし、どちらにしても輪郭が欠けると登録できません。
大きさも条件があり、小さすぎても大きすぎても登録できません。
市区町村により規定が異なるので、まずは自分が住んでいる地区の規定を確認してください。

 

*登録する

市区町村役場で登録します。
必要なものは下でご紹介します。

 

□必要なもの

実印を作成するときに必要なのは、写真付きの身分証明書、実印用に購入した印鑑です。
この二つを持って本人が役場に行けば登録が可能です。
しかし、病気などで本人が窓口に行けない場合は二度行く必要があります。
その場合は、一度目の手続きで実印用の印鑑と委任状、代理人の身分証明書が必要です。
二度目はその他にも代理人の認印などが必要になり、手続きも複雑です。
やることも用意するものも多くなるので、特別な理由がない限りは本人が登録に行くようにしましょう。

 

□まとめ

今回は、実印を作成する手順と、必要なものについて解説しました。
実印は市区町村役場で登録する必要があります。
偽造がされにくいもの、劣化しにくいものを選びましょう。
いろいろな素材があるので、自分が好きな見た目のものを選ぶのも良いです。
また、各市区町村で大きさなどに規定があるのでそちらも確認してください。
購入する際はネットで注文するのが簡単で早く、品揃えも豊富なのでおすすめです。
実印作成には写真付きの身分証明書と実印用の印鑑が必要で、その場で登録できます。
特別な理由がない限りは本人が手続きに行くようにしましょう。
当社では、実印をはじめ、様々な場面に応じた印鑑を販売しております。
量産ではない、オリジナリティのある印鑑づくりをしているので安心してお買い求めいただけます。
印鑑を作ろうと思っている方、興味がある方は、一度当社のホームページをご訪問ください。
最後まで見ていただきありがとうございました。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑

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