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印鑑の書体〜印相体の特徴と魅力とは〜

2017.1.11カテゴリー:印鑑について 未分類

 

みなさん印鑑の書体に興味はありますか?それともあまりないですか?

正直なところ印鑑の書体って普段の生活に馴染みのないものだし、違いもよくわからないという方が大半を占めているのではないかなと思います。

 

ですが実は、印鑑の書体にはいろんな種類があり、それぞれの書体に適した印鑑の種類や特徴があるものなのです。

そこで今回はそんな数ある印鑑の書体の中でも、印相体(いんそうたい)という書体についての解説を行っていきたいと思います。

 

基本知識

 

印相体は別名で吉相体(きっそうたい)とも呼ばれることがあります。

印相体は篆書体(てんしょたい)という書体をベースとして作られたものになります。

篆書体と比べてさらにデザイン化されている書体と言えます。

こちらの印相体ですが、大切な印鑑、主に実印などを作る際に用いられることが多いものになっており、主に3つほど理由があります。

 

①字体が複雑になっており偽造される可能性が低い

 

印相体は篆書体よりも複雑で、他人が彫刻内容を見たときに、一目で何と彫られているかがわかりにくく、防犯性にも優れています。

字体が複雑で判読性が低ければ低いほど偽造されにくいというメリットになります。

 

また、他の書体とは異なり、字体にオリジナリティーを大やすいというところもメリットになります。

彫刻師の意図を反映しやすく、あなただけのオリジナルの文字のデザインを作ってもらいやすいんですね。

なので、セキュリティー面ではかなり優れて書体であると言え、特に銀行印や実印に適しているのです。

 

②印鑑が欠けにくい

 

他の書体に比べて印相体は、文字が縁に接している面が多いという特徴があります。

これは言い換えるとそれだけ縁が欠けにくい書体だと言い換えることができます。

 

印鑑が書ける時の原因の大部分を占めるのは、縁が欠けてしまったことによるものなのです。

縁が欠けているだけで文字が欠けていなければもちろん印鑑としての機能は果たすことができますが、一部分でも欠けてしまうとそこからどんどん広がってしまうことも考えられるので欠けないに越たことはありません。

そういった面で印相体は優れている書体だと言えますね。

 

③縁起が良いとされている。

 

印相体は縁起の良い書体であると言われています。

その理由として、文字が外枠と接し、外へ外へと伸びるデザインであるという点が挙げられます。

 

また、印鑑の丸い枠の中に詰まってデザインされた文字であることが一つ。そして、他の書体で作成した同じサイズの印鑑と比べると大きく堂々として見えるという点も縁起が良いとされている理由としてあげることができます。

ちなみにこの印相体の書体に関しては、「開運吉相印八方篆書体」とも呼ばれています。運気などを気にされる方は印相体にしてみても良いかもしれませんね。

 

まとめ

 

ここまでご紹介したような理由から印相体は、セキュリティー、運気などの面を踏まえて実印などの大切なハンコを作る際に人気であるということができますね。

 

またこれは余談ではありますが、印相体は篆書体などと比べると作るのに手間がかかると言われています。

特に安売り印鑑店などで採用されているコンピューター文字で印鑑を作成する際には、篆書体などの方が文字を作るのに手間が少なくて済むのです。

なので、篆書体を強く勧められることもあるかもしれませんが気をつけた方が良い場合もあるので要注意です。

セキュリティーなどの観点もしっかりと踏まえた上で書体選びは自分の意思で決められるようにしておきましょう。

 

いかがでしたか?今回の記事を参考に印鑑の書体選びを楽しく進めていってくださいね。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。