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実印、銀行印、認印は同じではない?それぞれの違いを解説!

2019.4.20カテゴリー:印鑑の種類について

皆さんは実印、銀行印、認印それぞれの違いを理解していますか?
中にはそれらのハンコをすべて同じだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
実はそれぞれ似ているようで異なる使い道があります。
そこで今回はそれぞれの印鑑の違いについて、その用途や作成方法、管理方法などを簡単にご紹介していきます。

 

□実印

*実印とは

実印は銀行印や認印と比べて最も重要なはんこの種類です。
効力を発揮するためには自治体での印鑑登録が必要で、登録後法的な契約などを交わす際に用います。

基本的には本名を使用し、規定のサイズ内の印鑑であれば問題ありませんが、賃貸契約やローンの契約、保証人の契約など重要な場面で使うことが多いため、偽造されにくい書体を用いることが一般的です。

 

*実印の作成

文字は姓名のフルネーム、名字、名前の三種類から選ぶことができます。
ただし安全面の理由から「佐藤」や「田中」などの重複しやすい名字の場合、姓名ともに彫ることが多いです。
男女でも違いがあり、多くの場合で男性は縦書き、女性は横書きで作成することがおすすめされています。
女性は結婚により名字が変わることがあるため、名前だけで彫ることも少なくありません。
また一度作った実印は長年にわたって使い続けることが予想されます。
そのため破損しやすい安物ではなく、なるべく丈夫な素材で作ることが推奨されています。

 

*実印の管理

一度なくしてしまうと役所や警察など所定の場所で紛失届けを提出し、印鑑を再度作り直した上で登録し直す必要があります。
大変手間がかかる上、紛失した実印を第三者が悪用し、知らない間に連帯保証人として登録されてしまうなどの危険性がありあます。
そのようなことがないように専用のケースに入れた上で厳重に保管しておくことが望ましいでしょう。
また、法人用のものなどを除いて、一人が同時に複数の実印を登録することはできません。

 

□銀行印

 

*銀行印とは

銀行印とはその名の通り銀行に登録するための印鑑です。
銀行口座の開設をはじめとした銀行での手続きに使用します。
最も頻度が高いのが口座引き落としの契約です。

 

*銀行印の作成

実印と同様フルネーム、名字、名前の3パターンから選ぶことが一般的ですが、銀行印の場合男性でも横書きの印鑑を作ることがあります。
主な理由としては他の印鑑との区別をつけやすいということが挙げられますが、他にも「お金が上から下に流れないようにする」という意味合いがあるとも言われています。

 

*銀行印の管理

実印や認印と同じ印鑑を用いて銀行印を作成することは可能です。

しかし、一般的には別々のものを用意した方が良いとされています。
同じものを使用していると、紛失した際に発生する印鑑登録や紛失届などの手続きに手間がかかる、印影をコピーされ第三者に悪用されるなどのリスクが高まります。

 

□認印

 

*認印とは

実印や銀行印と比べて重要度が最も低い印鑑がこの認印です。

主に郵便物の受け取りや書類へ押印に使われます。

 

*認印の作成

実印や銀行印は真似されにくい書体で印鑑を作成することが推奨されていますが、認印は文字の読みやすさも重視されています。
郵便物の受け取りなど、不安定な場所で使用する場面ではシャチハタと呼ばれるスタンプ式の印鑑が便利です。
しかし、地方自治体や国に提出する公的書類ではシャチハタが正規の印鑑として使えないケースがありますので注意が必要です。
また、場合によっては認印がサインで代用されることがあります。
文字の向きは、男女問わず縦書きが一般的です。
認印はどこにも登録する必要がないため、ご自身の好きなものを選ぶと良いのではないでしょうか。

 

*認印の管理

認印の場合、紛失しても特に手続きを行いません。
これは実印や銀行印の場合深刻な悪用の危険性がありますが、認印はそれらに比べてリスクが低いためです。
また、もともと100円均一のお店などで販売されている三文判やシャチハタを認印として使用する人が多く、同じものが簡単に手に入ります。
ですので認印を紛失してもあわてず別のものを用意すれば問題ありません。
ただし認印と同じハンコを実印や銀行印に登録し、利用していた場合はすでに上の項目で解説した紛失届けの提出や印鑑登録の手続きをただちに行う必要があります。
このような煩雑な手続きをさけるためには実印や銀行印と認印を別々に保持しておくことが最も手早い方法であると言えます。

 

□まとめ

以上、今回は実印、銀行印、認印と各印鑑の違いについて取り上げました。
実印、銀行印、認印は一つずつ異なった用途があり、作成方法や保管方法も違います。
まとめて一つのもので作ってしまうと紛失や破損した際に多くの手続きや悪用のリスクが発生するため、そのことを理解した上で別々に用意することが求められます。
印鑑を作成する際にはぜひこの記事を参考にしていただけますと幸いです。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。