2022.9.15カテゴリー:印鑑の種類について
この記事をご覧の皆さんは
「印鑑のおすすめのサイズが知りたい」「性別や年齢によっておすすめの印鑑のサイズって違うのかな」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は印鑑のおすすめのサイズと、年齢や性別ごとのおすすめのサイズについて解説します。
□個人印鑑のおすすめのサイズをご紹介!
一般的に印鑑は8mm以上、25mm以下の大きさが使われており、ほとんどの役所でも印鑑はこれくらいの大きさと定められています。
ここでは既定の範囲内で印鑑のサイズごとの特徴や与える印象などを解説しながら、おすすめのサイズについて解説します。
まずは実印のサイズから解説します。
1つ目は13.5mmサイズです。
奥ゆかしく美しい印象を与えたい方におすすめのサイズです。
最大5文字入るサイズ感となっています。
2つ目は15mmです。
標準的なサイズと言われているので、迷ったら15mmを選ぶと良いでしょう。
最大6文字程度入ります。
先ほどのサイズだとフルネームは入らないかもしれませんが、標準サイズだと彫刻できます。
3つ目は16.5mmです。
力強く存在感のあるイメージを与えます。
最大7文字程度彫刻できるので、先ほどのサイズよりも自由度が高まります。
次に銀行印のサイズについて解説します。
1つ目は10.5mmです。
少し小さめのサイズで既製印と同じサイズ感と言われています。
最大3文字程度しか入らないので、姓や名が長い、フルネームを彫刻したいという方にはおすすめできません。
2つ目は12mmです。
標準的なサイズで最大4文字入れることができます。
3つ目は13.5mmです。
銀行印にしては大きく、存在感を持たせたい方におすすめです。
最大5文字程度入ります。
銀行印を作成する場合は認印と間違えないように認印よりも一回り大きいサイズで作成することをおすすめします。
次に認印のサイズについて解説します。
1つ目は10.5mmです。
標準的なサイズで最大3文字彫れます。
企業によっては役職によって印鑑のサイズが定められているところもあり、最初は10.5mmのサイズから使うことが求められます。
これから新社会人になる方におすすめです。
2つ目は12mmです。
こちらも標準的なサイズで最大4文字入れられます。
3つ目は13.5mmです。
存在感を与えたい場合におすすめのサイズで、役職についている方にもおすすめです。
次は訂正印のサイズについて解説します。
訂正印の標準的なサイズは6mmで、最大3文字彫刻できます。
10.5mmの認印でも代用できますが、大きすぎるため煩雑な印象を与えてしまいます。
彫刻内容は姓が一番多いですが、姓が長かったり同姓が多かったりする場合は姓の1文字目と名の1文字目を入れて作成できます。
以上が印鑑のおすすめのサイズについてでした。
種類によってサイズが異なるので、それぞれのサイズ感を意識して作成するようにしましょう。
□会社員のおすすめのサイズをご紹介!
ここでは会社印の推奨サイズについて解説します。
代表社印と法人銀行印、角印の3種類がありますが、サイズについて詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
ここでしっかりと解説しますので、作成する予定がある方はぜひ参考にしてください。
代表社印は1辺が10mmから30mmの間に収まるサイズという決まりがあります。
一般的に販売されているサイズは16.5mmか18mmのものが多いです。
また代表者印は法人銀行印よりも大きく、角印よりも小さいサイズにすることに気を付けてください。
法人銀行印については特に規定がありません。
一般的に見受けられるサイズは16.5mmから18mmで、会社印の中でも小さいサイズで作ることが多いです。
3つ目は角印の大きさです。
角印は会社認印と社印があり、18mmから24mmと幅が広いです。
以上が会社印鑑を作るときのサイズについてでした。
会社印鑑はサイズだけでなく書体や素材も重要です。
サイズが決まったらこれら2点も意識するようにしてください。
□性別や年齢によって印鑑のサイズは違うの?
次に性別や年齢ごとのおすすめのサイズについて解説します。
一般的に言われているのは男性は女性よりも一回り大きいサイズで印鑑を作成することです。
男性は大きく立派で女性は奥ゆかしく控えめにという昔の男女の印象からこのように言われているのでしょう。
しかし最近ではこのような考え方が変わってきているため、印鑑のサイズは特に意識しなくても良いと思います。
とはいっても男性と女性とで手の大きさが違うので、使いやすいサイズを使用するという意味で女性は小さめのサイズを選んだ方が良い場合もあります。
またサイズが大きいとバランスを取るのが難しいので、小さめの方が見栄えが良いこともあるのです。
これらの理由から使いやすさや見栄えの観点で小さめのサイズを選ぶことも1つの手だと言えます。
それでは使いやすい小さめのサイズについて具体的に解説します。
1つ目は実印です。
大きめのサイズで作りたい場合は15mmがおすすめですが、女性の手の大きさで使いやすいサイズは13.5mm程でしょう。
また実印は一辺8mm以上25mm以下と決められており、これ以下もしくはこれ以上だと規定外とされます。
実印は1人に1つ作るので、夫婦や家族の場合、見分けやすくしたいという意味でも違うサイズで作成することは有効でしょう。
また文字数や名前の画数との兼ね合いも考える必要があります。
小さいサイズの場合は名前のみ、もしくはよこ彫りがおすすめです。
2つ目は銀行印です。
13.5mm、12mmで作るのが一般的で、小さい手でも馴染みやすいサイズと言えます。
銀行印は実印と認印の中間くらいのサイズで作成するのが一般的なので、作成時には実印と認印のサイズも考慮するようにしましょう。
3つ目は認印です。
10.5mmが最適なサイズと言えます。
もし認印を仕事で使用する場合は、上司より大きいサイズになることを避けるためにも10.5mmをおすすめします。
認印の場合は昇進したり自分で事業を立ち上げたりなどの変化に応じて、サイズを変えることも多いようです。
以上が女性にとっておすすめのサイズについてでした。
また性別だけでなく目的や立場、年齢に応じても選択の幅があります。
上記でも触れたように新入社員の場合は控えめのサイズで、役職がついている場合は大きめなど選択肢がたくさんあるので、これらも考慮しながら作成するようにしましょう。
□印面の大きさによって文字数も変わるの?
最後に印面の大きさと適した文字数についてまとめます。
・直径が10.5mmは2文字
・12mmは2から3文字
・13.5mmは3文字
・15mmは3から4文字
・16.5mmは3から4文字
・18mmは3から5文字
直径が大きくなればなるほど適する文字数も増えてくるので、自身の画数や彫りたい内容に応じて選ぶと良いでしょう。
例えば姓名合わせて5文字以上の場合は大きいサイズを選択した方が見栄えよく仕上がりますし、名前だけで作成したい場合は小さめのサイズを選ぶとバランスよく仕上がるでしょう。
□まとめ
この記事では、印鑑のサイズについて解説しました。
種類や自身の立場によって適するサイズが異なるので、どんな種類の印鑑を作成するか、また自分は会社内でどのような立場にいるかなどを考慮して作成できると良いでしょう。
この記事を印鑑づくりの参考にしていただけると幸いです。