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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑の書体について > ひらがなも実印に使える?作成する際のおすすめの書体や注意点をご紹介!

印鑑市場 店長ブログ

ひらがなも実印に使える?作成する際のおすすめの書体や注意点をご紹介!

2023.3.15カテゴリー:印鑑の書体について

ひらがなも実印に使える?作成する際のおすすめの書体や注意点をご紹介!

実印を作る際、名前がひらがなになっている人もいます。
特に、女性はそのようなケースが多いです。
印鑑に使われる名前は漢字のイメージがありますが、実際はひらがなでも作れます。
特に、実際の名前がひらがなの場合、実印の場合もひらがなでなければならないというルールも存在します。

また、外国人の方でも必要な手続きを行えば、自分だけのひらがなの実印が作れます。
そこで今回は、実印をひらがなで作成する際におすすめの書体や注意点を紹介します。

 

□実印ってどんな場面で使うの?

実印といっても、具体的にどのような場面で使われているのかイメージしにくいですよね。
実印は、高額のお金の取引が行われる場合に、誓約書といった重要な書類に使われることが多いです。
例えば、土地や家、マンションなどの不動産の購入や売却を行う際や、それらのローンを組む際に使われます。

また、不動産だけでなく、自動車の購入や売却、譲渡の際にも必要になります。
これら以外にも、遺産相続や自動車保険や生命保険などの契約、保険金を受け取る際にも実印が求められます。
これらのような本人かどうかの確認が必要な際は、印鑑証明書と実印によって本人確認が行われています。

このように、実印は個人が所有しているハンコの中でも重要な役割を果たしています。

 

□実印にひらがなを使ってもいいの?

女性の場合、元々ひらがなの名前となっている人も少なくないと思います。
実印に登録する名前は漢字が多いイメージがありますが、名前がひらがなの場合は、ひらがなのままで実印登録をすることになります。
実印は、本来登録されている名前と同じ必要があるため、実際に名前がひらがなの場合は、実印もひらがなでなければなりません。

中には、結婚によって姓が変わるのを見越して実印に姓を登録せず、名前だけの実印を登録する人もいます。
その際、名前がひらがなであれば実印もひらがなになるため、それを登録することは全く問題ありません。

一方で、名前を漢字にしているのに、ひらがなの実印を登録する場合は、問題がおきる可能性があります。
これは、ほとんどの自治体で住民票に登録されている名前と同じ名前での実印登録が必要なためです。
そのため、もし、ひらがなの実印を作りたい場合は、役所の窓口で聞いてみましょう。

さらに、名前がひらがなで登録されていて、実印を漢字に直したもので作成したい人もいるかもしれませんが、それを認めている自治体は現在のところありません。
そのため、漢字になっている名前をひらがなで実印登録はできますが、逆にひらがなから漢字にはできないことを把握しておきましょう。

 

□ひらがなの実印を作る際におすすめの書体とは?

実印に使われる書体は、複雑なものの方が偽造されにくく、安全性が高いです。
特に実印に使われる印鑑の書体として人気があるのが、篆書体(てんしょたい)や印相体(いんそうたい)です。
篆書体は、水平硬直を意識した左右対称のスタイルから、威厳や風格を感じ取れます。
パスポートや紙幣にも使われている書体です。

しかし、篆書体は、左右対称なためひらがなの実印を作る場合だと単純になってしまい、複製や偽造される可能性が高くなってしまいます。
そのため、ひらがなで実印を作る場合は、印相体をおすすめします。

印相体は、篆書体のデザイン性を高めたような書体です。
印面のスペースぎりぎりまで文字が広がっているため、字の力強さを感じ取れます。

また、複製や偽造防止の効果も強い書体です。
シンプルなひらがなの場合でも、流れるような書体になることで篆書体よりも複雑になり、複製や偽造のリスクが減ります。

実印は、大事な契約等に使用される大事なもののため、複製や偽造をされると被害を受けます。
そのため、これらのリスクはできるだけ減らす必要があります。
書体を設定することは、そのリスクを減らす方法の1つになるため、慎重に検討するようにしましょう。

 

□ひらがなの実印を作成する際の注意点

祖父母やご両親の遺産相続などの手続き、他の契約等を行う際に実印が必要になる場合があります。
漢字の名前の場合、カッチリとした雰囲気のデザインに仕上がります。

しかし、ひらがなの名前の場合、どのような感じに仕上がるのか不安になる人もいると思います。
特に、ひらがなの場合、横一列にしたらいいのか、それとも縦一列がいいのか悩みますよね。
そこで、ここではひらがなの実印を作る際の注意点を3つ紹介します。

 

*実印はフルネームである必要はない

男女問わず、実印はフルネームでなくても登録が可能です。
名字のみや名前のみでも登録できます。
ちなみに、最近は名前だけで実印の登録をしている人が増えてきています。

 

*名前だけで作る場合は、2行にする

ひらがなの場合、横一列に並べるか縦一列にするか迷うと思います。
その際は、文字を二行に配置すると、仕上がった際に落ち着きが出るため、おすすめです。

 

*字体は読みにくくする

ひらがなの名前は気に入っているが、実印として完成した際に読み易すぎると嫌に感じる人もいると思います。
その場合は、印相体で作ると良いでしょう。
印相体は曲線を組み合わせて作りますが、少し読める程度のものにデザインできます。

 

□外国人でもひらがなを使った実印が作成可能!

外国人の方は、漢字圏と非漢字圏の国の人に分かれます。
漢字圏の国の人の場合、元々名前が漢字で登録されていますが、非漢字圏の人の場合は、在留カードや住民票にアルファベットの名前が記載されています。

日本に長く住んでいる外国人の方の場合、日本で使われているひらがなを自分の名前にしてみたいと思う方もいると思います。

しかし、外国人の方がひらがなで実印登録をする際は、手続きが必要になります。
ここでは、必要な手続きとして2つ紹介します。

 

*通称名の登録

実際に生活で使用している名前の表記を通称名として住民票に登録する手続きが必要になります。
この際、勤務先の給料明細といった、社員管理上で本名以外が使われている証拠を添付しなければなりません。

 

*カタカナ表記の登録

アルファベット表記の場合、日本人からすると読み方が分からず、重要な手続きを行う際に
外国人の方の取り扱いが難しくなる場合があります。
そうならないために、カタカナ表記のものを登録することで、住民票にも同様にカタカナ表記の記載がされます。

これら2つの手続きを行うと、外国人の場合でもひらがなの実印を登録できるようになります。
ぜひ参考にしてください。

 

□まとめ

今回は、実印をひらがなで作成する際のおすすめの書体や注意点について紹介しました。
日本人だけでなく、外国人の方でもひらがなで実印の登録が可能です。

しかし、登録する際には通称名の登録やカタカナ表記の登録といった手続きが必要になります。
特に、通称名の登録を行う際は、勤務先の給料明細といった必要なものもあるため、事前に準備して手続きに臨むようにしましょう。
また、ひらがなで作成する場合は、印相体で作るのが良いでしょう。

印相体は、印面スペースいっぱいに文字が流れるように刻まれるため、複製や偽造といった防犯面のリスクを抑えられます。
デザイン性も高く、おしゃれな仕上がりにしたい場合にもおすすめです。

当社では、実際に作成する前にお客様に仕上がりのイメージを確認していただく書体確認サービスを行っておりますので、完成後のデザインが気になる方でも安心してご注文いただけます。
実印の作成を検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。

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    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

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    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
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