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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑について > 実はかなり危険!?実印、銀行印、認印を同じにするリスクとは

印鑑市場 店長ブログ

実はかなり危険!?実印、銀行印、認印を同じにするリスクとは

2016.12.14カテゴリー:印鑑について

実はかなり危険!?実印、銀行印、認印を同じにするリスクとは

みなさん、ご自身の印鑑はどのようにして使い分けていますか?若い方なんかだと卒業式の時にもらった印鑑を実印、銀行印、認印全てに使っている方なんかもいらっしゃるかもしれません。

そもそも実印や銀行印は兼用で登録できるのかというところですが、実は銀行印に登録しているものは実印には登録できないなどの決まりは特にはありません。なので、それぞれの条件さえ満たせば印鑑の兼用は可能ということになります。

ですが、それぞれの印鑑を全て兼用で使っていることは実は様々なリスクがあると言われています。そこで、今回は実印、銀行印、認印を全て兼用していると起こり得るリスクの面についてご紹介いたします。

銀行印と実印を兼用するリスクを最小限にする方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

実印、銀行印、認印の特徴についてご紹介します

ハンコの種類

 

実印

 

住民登録をしている市区町村の役所や役場に、ご自身の戸籍上の姓名を彫刻したハンコを登録申請し、受理された印鑑のことをいいます。実印はハンコの中でも最も重要なハンコです。実印は、法律上・社会上の権利・義務の発生を伴い、法的な効力を持っています。

 

銀行印

 

口座を開設する際に、金融機関に登録をしているハンコのことを指します。金融機関で金銭出納などの口座での取引をする際に使われます。銀行印と通帳さえあれば本人でなくても預金からお金をおろすことができるので、管理には十分気をつけましょう。

 

認印

 

認印は印鑑登録をしていないハンコのことを指しています。印鑑証明のいらない書類作成や日常面で言うと宅配便の受け取りの際に使ったりするものですね。

 

 

以上が各ハンコの主な特徴になります。

 

ハンコの兼用により生じるリスク

 

まず、銀行印と実印を同じにしていた場合、万が一紛失したり、盗難にあった際に手続きの面倒くささが2倍になってしまいます。

通常、これらの印鑑を紛失または盗難にあった際に気づいた時には、

 

⑴金融機関や、役所に印鑑をなくした旨を伝え、印鑑証明書交付のストップや、預金を動かされないようにする

⑵新しい印鑑での改印届を出して、以前までの印鑑の効力をなくす

⑶念のため警察に紛失届を出し、これまでの取引先などに改印の連絡をしておく

 

このような手順を踏むことになるのですが、仮に実印と銀行印を同じにしていた場合紛失した際にそれぞれに対して手続きをする必要が出てくる分面倒になります。

 

また、近年はインターネットの普及により、ハンコを偽造することも以前に比べ容易になってきています。もしも偽造などされて、自分の名前が悪用された時のことを考えると、リスクを分散させるという意味でも、実印や認印は別々のハンコで作っておくべきでしょう。

さらに、銀行印に関しては、金融機関ごとにハンコを分けて作っている方がさらにリスクの分散につながります。

また、認印はそこまで高いものを買って作る必要はあまりないと言えますが、銀行印や実印は、実際に窓口で届け出を出して登録する重要度の高いハンコになります。なので、できれば手彫りのしっかりしたハンコを作り、なるべく偽造されにくいハンコを作るようにするのがベストと言えます。

 

銀行印と実印はどう違うの?

印鑑には実印や銀行印、認印などの3種類の印鑑があります。
こちらの印鑑はもちろん分けたほうがいいですが、1本の印鑑ですべての役割を担うことができないわけではありません。
しかし、同じ印鑑を使うにしても使う場面によって役割が違います。

ここでは、実印と銀行印に焦点を当て、それぞれの違いをご紹介します。
また、紛失したときに生じるリスクについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

登録方法の違い

まず、実印と銀行印では登録方法が異なります。
実印は市区町村の役場で登録ができますが、銀行印は銀行で登録する必要があります。
届け出をする場所に違いはありますが、時間は両方とも15分程度という比較的短い時間で登録することが可能です。

また、実印は1本しか所持できませんが、銀行印は口座ごとに所持できるという違いもあります。
口座ごとに銀行印を登録しておくと、紛失したときのリスクも軽減できるのでおすすめです。

 

印鑑を変更するときの違い

実印を変更したい場合は、本人確認書類と登録済みの実印、印鑑カードを準備して市区町村役場で廃止届を提出します。
その後、新しい印鑑を実印として再び登録申請することで印鑑を変更できます。

一方で、銀行印は実印を変更するときの持参物に加えて、通帳も持って変更手続きを行いましょう。
銀行印を紛失した場合は、紛失届を提出しなければなりません。

一度、紛失届を提出したらその後に銀行印が見つかっても、改めて変更手続きを行わなければその銀行印は使えないので注意しましょう。
しかし、無くした銀行印を探しているときに悪用される可能性もあるので、無くしたらすぐに紛失届を提出することをおすすめします。

 

作り方の違い

実印も銀行印も大切な契約書や資産に関わる重要な印鑑です。
そのため、複製のリスクを避けなければなりません。
複製のリスクを避けるには、印面の文字数を増やすことや書体をありきたりなものにしないことが大切です。

また、男性と女性でも作り方が異なります。
なぜなら、女性は結婚して姓が異なる可能性があるからです。
そのため、実印も銀行印も女性の場合は名前のみにするといいでしょう。

 

印鑑の兼用により生じるリスクと銀行印の持つリスクを最小限にする方法とは?

印鑑の兼用を控えることで、銀行印のもつリスクを軽減することに繋がります。
特に銀行印は、他の印鑑を兼用するリスクが非常に大きいです。
理由として、銀行印は紛失したときに大変な手間がかかってしまうだけでなく、紛失した銀行印を悪用される可能性があるからです。

近年では、犯罪防止を目的にして預金通帳に印影のシールは貼らない仕組みになっているため、通帳を見ても印影がわからないようになっています。
また、主な利用がキャッシュカードの人でもATMでの取引には上限があるので、高額な取引を行う場合は印鑑を持参し窓口に出向かなければなりません。

このような防犯対策が取られていますが、銀行印を実印や認印と兼用すると多くの場面に影響が出てしまうので用途別に分けることをおすすめします。
次に、リスクを最小限にするために銀行印を作るときに気をつけたいポイントを3つご紹介します。

1つ目は、銀行印のサイズを他の印鑑と区別することです。
実印と銀行印を間違えないようにするためにも、銀行印を実印よりも一回り小さいサイズにするといいでしょう。

2つ目は、銀行印の効力を理解して、通帳とは別の場所に保管しておくことです。
銀行印自体には法的な力はないですが、通帳とセットになった場合は非常に強い効力を発揮します。
そのため、保管するときには一緒の場所に置かないようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、実印、銀行印、認印を同じハンコで兼用していた場合に生じるリスクについてご紹介しました。今、これらのハンコを全て同じハンコにしている方も、今回ご紹介したリスクを考えるとその危なさに気づいてもらえたのではないでしょうか。皆さんの身を守るためにも、これらのハンコは分けて作っておく方が良いので、まだの人はこの機会にしっかりとハンコを分けて作ってみてくださいね。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

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    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
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  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

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    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
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