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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑市場 店長ブログ

印鑑の各部位名称とその役割・印材との関係性

公開日:2025.6.11カテゴリー:印鑑について

更新日:2025.5.15

印鑑の各部位名称とその役割・印材との関係性

 

印鑑。
私たちにとって、日常生活でなくてはならない存在です。
契約書に押したり、書類に捺印したり、様々な場面で使われています。
しかし、その印鑑について、あなたはどのくらい知っていますか?実は、印鑑には様々な部位があり、それぞれに名前と役割があります。


今回は、印鑑の各部位の名称とその機能、そして歴史的な背景などを分かりやすく解説します。
印鑑選びの際に役立つ情報もご紹介します。

 

印鑑の主要部位名称一覧

 

印鑑を構成する主要な部位について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

印面 印影を作る重要な部分

 

印面とは、印鑑に刻まれた文字や図柄が彫られている部分です。
朱肉やインクを付けて紙などに押すと、印影が形成されます。
印影は、その人の身分や意思を表す重要なものです。
印面のデザインは、書体、文字の大きさ、配置などによって多様なバリエーションがあり、個人の好みや用途に合わせて選択できます。
印面の素材は、印材の種類によって異なります。

 

印材 印鑑の素材となる部分

 

印材とは、印鑑の本体となる素材のことです。
木材、動物の角、金属、樹脂など様々な素材があり、それぞれに特徴があります。
例えば、木材は、柘植(つげ)や黒檀などが一般的で、耐久性や美しさで選ばれます。
動物の角は、水牛の角などが多く用いられ、独特の模様が魅力です。


金属製の印鑑は、チタンや金などがあり、耐久性と高級感を兼ね備えています。
近年では、環境に配慮した樹脂素材も増えてきました。
印材は、印鑑の耐久性や価格に大きく影響します。

 

天 印面の反対側にある部分

 

天とは、印面の反対側にある部分です。
通常は、半円状に丸みを帯びた形状をしていますが、形状は印鑑の種類やデザインによって異なります。
天の部分は、印鑑の持ちやすさやデザインに影響を与えます。
高級印鑑では、天の部分に装飾が施されているものもあります。

 

鈕 印鑑の持ち手となる部分

 

鈕(ちゅう)とは、印鑑の天の部分に付いている持ち手、または装飾部分です。
多くの印鑑には鈕が付いていませんが、高級印鑑や伝統的な印鑑には、様々なデザインの鈕が施されている場合があります。
鈕の素材やデザインは、印鑑全体の印象を大きく左右します。
古くは、中国では印鑑の鈕のデザインが身分を表すものでした。

 

印鑑の部位名称と付加的な部分

 

主要な部位以外にも、印鑑にはいくつかの付加的な部位があります。

 

アタリ 印鑑の上下を確認するための印

 

アタリとは、印鑑の上下を確認するための目印です。
印鑑の側面に小さな突起や窪みとして付けられています。
アタリがあることで、印鑑を素早く正確に押すことができます。
特に、暗い場所や急いでいる時などに役立ちます。


アタリの素材は、印材と異なる素材が使われることが多く、金属や樹脂などが用いられます。
高級印鑑では、装飾的なアタリが施されているものもあります。
アタリは、印鑑の機能性を高めるだけでなく、デザインのアクセントとしても機能します。

 

サグリ アタリと同様、印鑑の上下を確認するための印

 

サグリは、アタリと同様、印鑑の上下を確認するための目印です。
アタリとサグリの違いは、形状や位置にあります。
サグリは、印鑑の側面に窪みを設けることで、指を掛ける場所を作ることで上下の判別を容易にします。
アタリと同様に、印鑑を素早く正確に押す際に役立ちます。
しかし、高級印鑑にはサグリが施されていないことが多いです。
これは、印鑑を捺印する際に、一度立ち止まって書類の内容を確認する時間を作るためという考え方があります。

 

印側 印面に接する部分

 

印側とは、印面に接している部分です。
印鑑を持つ際に、指が触れる部分です。
印側の形状は、印面の形状によって異なります。
丸印であれば弧を描く形状になり、角印であれば平面になります。
印側の素材や形状は、印鑑の持ちやすさや捺印のしやすさに影響します。

 

印鑑の部位名称を理解して適切な印鑑を選ぶ

 

印鑑の各部位の名称と機能を理解することで、より適切な印鑑を選ぶことができます。

 

用途に合わせた印鑑選び

 

印鑑を選ぶ際には、まず用途を明確にすることが重要です。
実印、銀行印、認印など、それぞれに求められる役割やセキュリティレベルが異なります。


実印は、重要な契約書などに使用するため、耐久性と偽造されにくい素材が求められます。
銀行印は、銀行口座開設などに使用するため、セキュリティレベルの高い印鑑が求められます。
認印は、日常的な書類などに使用するため、手軽で安価な印鑑でも問題ありません。


用途に合わせた印鑑を選ぶことで、効率性とセキュリティを両立させることができます。

 

材質と価格の関係性

 

印鑑の材質は、価格に大きく影響します。
一般的に、高級な素材ほど高価になります。


木材であれば、柘植よりも黒檀の方が高価です。
動物の角であれば、水牛の角よりも象牙の方が高価です。
金属であれば、チタンよりも金の方が高価です。


材質によって、印鑑の耐久性、美しさ、高級感が異なります。
予算と求める品質を考慮して、適切な材質を選ぶことが大切です。

 

印鑑の選び方のポイント

 

印鑑を選ぶ際には、材質、デザイン、サイズ、価格などを総合的に考慮する必要があります。
自分の用途や好みに合った印鑑を選ぶことが重要です。
また、信頼できる印鑑店で購入することで、品質やアフターサービスの面でも安心できます。

 

印鑑に関する豆知識

 

印鑑に関する興味深い情報をいくつかご紹介します。
普段何気なく使っている印鑑ですが、その背景には意外と奥深い知識や歴史的な背景が隠されています。
日常的な場面だけでなく、ビジネスや公的な手続きの場面でも欠かせない存在である印鑑の魅力を、ぜひ知っていただければと思います。

 

印鑑の歴史

 

印鑑は、単なる道具ではなく、古くから文化や歴史と深く関わってきたものです。
日本における印鑑の歴史は古く、奈良時代にはすでに朝廷で公式文書に使用されていた記録があります。
中国から伝来し、日本独自の進化を遂げてきた印鑑は、個人の身分や立場を証明する重要な役割を担ってきました。
特に武士や公家などの身分制度が重視された時代には、印鑑の存在そのものが権威の象徴とされていたのです。

 

それぞれの部位の名称や形状には、長い歴史の中で培われた伝統や工夫が凝縮されています。
たとえば、持ち手の部分は「印頭(いんとう)」と呼ばれ、手に馴染みやすい形状に削られているものが多く見られます。
また、印面に刻まれる文字の配置や書体にも意味があり、篆書体(てんしょたい)などの古典的な書体が使われることで、品格や信頼感が表現されます。
材質に関しても、木材、石、金属、水牛の角など、使用される素材ごとに異なる特徴と風合いがあります。

 

印鑑を選ぶ際には、単に機能性だけでなく、その歴史や文化にも目を向けてみるのも良いでしょう。
例えば、日常用の認印とは異なり、銀行印や実印は長期間にわたって使用されることが前提となるため、耐久性や印影の美しさ、そして使用する場面にふさわしい格式を備えたものを選ぶことが重要です。
印鑑は自分自身を象徴するものであると同時に、日本文化を体現する一種の工芸品でもあるため、選ぶ過程そのものが自己理解を深めるきっかけにもなるでしょう。

 

まとめ

 

今回は、印鑑の主要な部位である印面、印材、天、鈕、そして付加的な部位であるアタリ、サグリ、印側について解説しました。
それぞれの部位の名称と機能、歴史的な背景などを理解することで、より適切な印鑑を選ぶことができるでしょう。


用途に合わせた印鑑選び、材質と価格の関係性、そして印鑑選びのポイントを踏まえ、あなたにぴったりの印鑑を見つけてください。
印鑑は、あなた自身を表す重要なアイテムです。
じっくりと時間をかけて、納得のいく印鑑を選んでください。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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