2021.2.20カテゴリー:印鑑について
皆さん、印鑑はお持ちでしょうか。
実印を作る際にフルネームで作るべきなのか、苗字で作るべきなのか、あるいは名前のみでいいのか、お悩みの方はいらっしゃいませんか。
今回は、実印を作る際に、フルネーム、苗字、名前、どれで作ればいいのかについて解説します。
本記事には女性の実印は男性より小さい方が良いとなぜ言われていたのか?
「女性のフルネームの実印は「後家相」と言われており、運気が下がる」という考え方があるのか?
にも触れておりますので、是非とも最後までお読みください。
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□実印について
*実印とは
そもそも実印とは、住民登録した市区町村にハンコを登録申請し、受理された印鑑のことです。
実印のような形態で、実印っぽいから大丈夫という訳ではなく、しっかりと役所に届け出て、登録してもらう必要があるので注意しましょう。
そして、ここでは、ご自身の戸籍上の姓名が必要です。
ただ、100均で購入できるようなハンコでも、登録してしまえば、それを実印として使用することも可能です。
実印は唯一性が担保されるべき、法律上でも、社会上でも重要なハンコです。
そのため、銀行印や認印など、他のハンコとの併用を避けて、普段は大切に保管しておきましょう。
*実印が必要になるとき
実印は、高額取引をする際に、契約書などに必要とされる場合がほとんどです。
例えば、マンションや家、つまり土地などの不動産を購入・売却する時、ローンを組む時、自動車購入時・売却時・譲渡時、遺産相続時、生命保険や自動車保険、そして保険金を受け取る時などに必要です。
こういった場面で、「実印」と「印鑑証明書」によって本人確認が行われる必要があるため、実印はきちんと準備しておかなくてはなりません。
*実印を作る際のポイント
実印は公的な印鑑なので、作成するにあたって、いくつか守らなければならないルールがあります。
ここからは、実際に実印を作る時に知っておくべきポイントを紹介します。
1つ目は、印影の大きさについてです。
印影は、捺印した時にできる朱肉の跡のことです。
各自治体により差があるものの、大きさについては「8ミリメートルの正方形よりも大きく、25ミリメートルの正方形よりも小さいもの」とされています。
2つ目は、印影の形です。
一般的な印鑑の形は円形ですが、それ以外にも四角形のものや楕円形のものも認められています。
しかし、あまりに適切でない形をしているものについては当然認められません。
例えば、文字だけで輪郭がなかったり、欠けていたりするものがこれに該当します。
輪郭がないものについては、綺麗にしっかりと捺印できないため、偽造の可能性もあります。
特に理由がない時は迷わずに一般的な形にしましょう。
3つ目は、刻印内容です。
印鑑に刻印する文字にもルールがあります。
そのルールは「刻印する文字は戸籍上の名前でなければならない」というものです。
戸籍上の名前であれば、苗字のみや名前のみ、フルネームのどれでもかまいません。
また、戸籍上の名前が山田太郎であれば「山太」のように苗字と名前を一文字ずつ刻印するのも認められます。
ただし、氏名をひらがなまたはカタカナに変換するのは登録不可となることがあります。
他にも、戸籍上の正式な名前でなければ登録できない都合上、刻印する名前に旧姓は使用できません。
また、肩書や職業名などの名前以外の情報やイラストがあるものも登録できないので覚えておきましょう。
ここで紹介した3つのルールの他にもさらに細かい規定があるので、以下のルールも知っておきましょう。
・実印登録できる印鑑は1人につき1個まで
・家族がすでに登録している印鑑は使えない
・ゴム印やスタンプなどの変形しやすい材質は使えない
・100円均一で売られている印鑑は使えない
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□実印のサイズについて
*印鑑はサイズごとに分ける
印鑑の大きさを決めるうえで、注意するポイントは主に3つあります。
まず1つ目が、個人用の印鑑よりも法人用のほうが大きいサイズで作れることです。
これは、印面に刻まれる文字との関係で、個人の実印に比べると、法人は会社名や役職名も刻む必要があるので、必然の印鑑のサイズも大きくなります。
大きい組織を表すという意味でも、個人のものより大きめに作っておくのは、よりイメージがつきやすいからでしょう。
そして2つ目が、実印、銀行印、認印の順番で大きさが変わることです。
これは、どれがどの用途のハンコであるかを見分けやすくするため、そして、実印が最も重要な印鑑であるという意味合いを表す目的があります。
さらに3つ目は、女性は男性よりも小さいサイズで作る傾向があるということです。
これは、一般的に性格や選ぶ際の心理状況が、男女で違うからというわけではありません。
昔からの慣習で、家長制度の名残とも言われています。
女性は一歩下がり、男性は一家の大黒柱のような価値観が、そのままハンコ文化に踏襲されたものだと考えられています。
妻が夫を慕うように実印を一回り小さい大きさで作る、これが現在の男女でのハンコ・印鑑の大きさに違いが生まれた背景とされています。
あとは、単純に、女性の手は男性よりも小さいという理由で、このような傾向が生まれたのかもしれません。
※上記の女性サイズの考え方は古い考え方で、現在ではご夫婦で作成される方も
実印を同じ18.0mmで作成されるということも多いです。
*実印の一般的サイズはどのくらい?
実印の実際のサイズって、例えば「8ミリメートル以上25ミリメートル以下」のような規定があったりしますが、他の人がどれくらいのサイズで作っているのか疑問に感じることはありませんか。
自分の姓名の字数や使用する漢字の画数によって、サイズはもちろん変わってきますが、そのような規定の範囲で平均的な数値だと、大体13.5ミリメートルから18ミリメートルの間で作成されている方が多いようです。
ぜひ、このサイズを参考にしてみてください。
□実印はフルネームにすべきかどうか
最も人気が高いのは、フルネーム実印です。
実印や重要な契約の際に必要なので、当然フルネームで作ったほうが良いと考える方が大多数です。
しかしながら、実印を作成して印鑑登録をする場合は、フルネームで登録する必要があるといった規定はありません。
したがって、苗字だけでも良ければ、名前だけの実印、印鑑登録は可能です。
そして、実印はフルネーム、苗字、名前、どの場合で作成しても値段の違いはありません。
ただし、1つ気を付けておきたいのが、偽造防止や家族間での混乱です。
苗字だけだと名前が記載されないため、家族間で判別できないようなこと、そして手続きなどで混乱が生じる可能性もあります。
さらに、偽造防止の観点で言えば、名前や苗字のみの場合はあまり効果的ではないため、文字数が多いフルネームで作成したほうが無難かもしれません。
そして、もう1つ気を付けておきたいのが、結婚などで名前が変わり、住民票の名前が実印登録時のものと一致しなくなると、新しい実印作成と、再登録が必要になります。
さらには、引っ越しなどの際に名前が変わっていない場合は同じ実印を使用できますが、変更されている場合は実印を新しくして、再登録しなければなりません。
もし将来的に誰かと結婚するようなことがあれば、日本の婚姻制度下では、男性はフルネームで女性は名前で実印作成したほうがいいでしょう。
※下記内容は古い考え方で私共は賛同は致しませんが、昔からそのように言われていた事実として記述をさせていただきます。
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女性のフルネームの実印は「後家相」と言われており、運気が下がると言われておりました。
当時はフルネームの実印は強すぎるイメージがあることで、男性との衝突の可能性を高くしてしまうと言いました。
科学的根拠がなく、印鑑がそれほど人生に影響を与えるとは言い切れないので、過度に心配することはない要素ですが、普段から昔ながらの考え方や運勢に気を付けている方は前述した理由と合わせて、名前で実印を作成するのも良いかもしれません。
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実印を苗字、名前、フルネームで作る場合のそれぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。
*苗字で作る場合
メリットは、小さめのサイズでも作成できる点です。
大きいサイズのものよりも作成コストを抑えられます。
デメリットは、苗字が変わったら使えなくなるため、もう一度新しく作り直さなければならない点です。
また、セキュリティ面がフルネームよりも劣ります。
*名前で作る場合
メリットは、苗字で作る場合と同じく、小さめのサイズでも作成できるためコストを抑えられる点です。
また、家族で印鑑を管理している場合、見分けが付けられます。
さらに、苗字が変わったとしても作り直す必要がないこともメリットです。
デメリットは、フルネームよりもセキュリティ面で劣ることです。
*フルネームで作る場合
メリットは、偽造されにくい点です。
デメリットは、苗字が変わった際に作り直さなければならない点です。
また、銀行印もフルネームで作っていた場合、どちらが実印かを見分けられません。
さらに、氏名の文字数にもよりますが、苗字や名前で作る場合よりも大きなサイズにする必要があるので、作成の価格が高くなる可能性が高いです。
※当店、印鑑市場では、手書き文字という高品質な作成方式での作成が可能であるため、
基本的にどのようなサイズでもフルネームで作成可能なので、上記の一般論は当てはまりません。
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□まとめ
今回は、実印はフルネームでつくるべきなのか、それとも苗字や名前だけのほうがいいのかについて解説しました。
上記の内容をもとに、ぜひ実印の作成の際は参考にしてみてください。