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学生の方必見!意外と知らない印鑑の種類と用途ごとの違い~実印編~

2017.4.12カテゴリー:印鑑について

学生の皆さん、こんにちは!

前回は、意外と知らない印鑑の基礎知識として、

主にシャチハタについてご説明しました。

今回から、実際に印鑑の種類について、

見ていきたいと思いますのでしっかり勉強してください。



「実印」とは?




個人の持つ印鑑の中で最も重要とされるのが「実印」です。

「実印」はその人の分身であるとも言われ、

数多くの重要なシーンで使用されます。

しかし、実際「実印」がどういったものかについて、

知らない方もおられるのではないでしょうか。

特に学生さんの場合には、

これから社会に出ていく上で知っておいた方が良いので、

丁寧に説明していきたいと思います。



市町村への登録




まず「実印」とは何か簡潔に言うと、

「市町村への印鑑登録を行って、正式な証明を受けたもの」

ということになります。

ですので、どれだけ大そうな印鑑を作成しても、

市町村への登録を済ましていなければ、

それは実印ではないのです。

「実印」を作るときには、

はじめに「実印」の元となる印鑑をハンコ屋で作成します。

そしてその後、作成した印鑑を市町村の窓口に持って行って、

「実印」としての登録を行います。

この二つのステップがあることに注意が必要です。



登録できるのはどんな印鑑?




次に、どのような印鑑が登録可能なのかというお話しですが、

これは明確にそういった商品があるというわけではなく、

「実印の要件」のような基準がいくつか設けてあるのです。

たとえば、素材がゴムで出来ていて、

時間の経過と共に形が変わる可能性のあるものは、

登録することができません。

なぜかというと、印鑑の形が変わってしまって、

押印した時の印影に違いが出てくると、

印鑑としての同一性が保たれず、

正しく証明をすることができなくなるからです。



これと同じような理由で、

印影をインクでつけるタイプの印鑑は、

「実印」として登録することができません。

インクは紫外線に当たると劣化してしまうという弱点があり、

これだと押した印影が時間の経過と共に、

薄れてしまう可能性があるからです。



「シャチハタ」の実印登録について




以上のような「実印になるための要件」から、

一つ言えることとして、

「シャチハタ」は、実印として登録することはできない、

ということがあります。

これは、「シャチハタ」の素材がゴムで出来ており、

印影も朱肉ではなく、インクを使って付けるため、

「実印としての要件」を満たしていないためです。

普通に考えて、「シャチハタ」を自分の実印にしよう、

と思われる方は少ないかもしれませんが、

「シャチハタ」を登録できないのにはこういった、

正当な理由があったのですね。



「実印」の持つ効力




市町村への登録を行って印鑑証明を受ける「実印」ですが、

その意味にはどういったことがあるのでしょうか。

「実印」はさまざまな重要案件の契約や署名において、

登場してきます。

実際にどのような使い方をするのか見ていきましょう。



重要な契約への効力




家や土地、不動産の取引の際には、

「実印」の使用が必要な場合があります。

これは手続き上、実際に「実印」が必要であるということもあれば、

ただ単に取引の重要性を意識するためということもあるようです。

取引の重要性を意識するというのは大切で、

住宅の売買の際には、売り主と買い主がおり、

その両者がこの契約が確かなものであるとの認識を得るために、

「実印」が用いられます。

法律上「実印」が必要というわけではないのですが、

一般的に不動産取引の際には、

「実印」の持参を求められることが多いようです。



所持者本人の分身




「実印」は所持する人本人の分身であるとも言われます。

使用する場面の重要性と「実印」の持つ唯一性のためなのですが、

それだけ「実印」は重要なものだということです。

そこに「実印」が押してあるだけで、

その場に本人がいたという証明になりますし、

「実印」とその印鑑証明をもおっていけば、

顔写真などなくても、その人が本人であるということになります。



これを悪い風にとらえると、こういうことになります。

「実印とその印鑑を証明するものさえあれば、

その人になりすまして重要な契約を結ぶことができる。」

重要な契約というのは、不動産の取引であったり、

銀行からの融資であったり、

いわゆるお金にまつわるさまざまなやり取りです。

こういった事がいとも簡単に他人になりすまされて行われては、

たまったものではありませんよね。



「実印」の悪用を防ぐためには?




それらを防ぐためにはどうすれば良いのかというと、

「実印」は自分以外誰の手にも渡さない、

親以外の親族の手に渡ることも避けるということです。

「実印」は遺産相続の場面でも出てきますので、

親族だからと言って安心することはできません。

そして、その印鑑を証明する「印鑑証明」

とは一緒に保管しないということも大切です。

「実印」は「印鑑証明」と併せて提出を求められることが一般的ですので、

それらを別々の場所に置いておくことでリスクを軽減できます。

もしかしたら、「実印」は預金通帳よりも大切なものかもしれませんので、

しっかりと保管して、危険のないようにしましょう。



@まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は、学生の皆さんが意外と知らない印鑑の知識として、

「実印」に関する情報をお伝えしました。

次回は、印鑑の別の種類である「銀行印」

についてお話ししますので、是非そちらもご覧ください。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。