熟年の職人が作り続けて27年

印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑について > 女性の実印作成が必要かどうかについて解説します!

印鑑市場 店長ブログ

女性の実印作成が必要かどうかについて解説します!

2022.1.15カテゴリー:印鑑について

女性の実印作成が必要かどうかについて解説します!

「女性で実印を作成する必要があるのか分からない」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃいます。
女性がどのような場面で実印を使うのかイメージできないですよね。
そこで今回は、女性の実印作成の必要性や実印を作成する条件、実印を作成するタイミングや手順について解説します。

 

□女性が実印を作成することが必要かどうかについて解説します!

結論として、女性が実印を作成することは必要です。
理由は、女性でも実印を使う場面があるためです。
女性が実印を使う場面として以下の事例が挙げられます。

・不動産や自動車の購入
・自動車保険や生命保険の加入
・ローンの契約
・遺産相続

このように、女性であっても上記のような重要な取引を行う場合には、実印を使う必要があります。
近年では、未婚女性が住宅や車を購入するのは一般的なことです。

また、結婚しても夫婦が名義を使い分けて財産を共有する場合があります。
そのため、男性に限らず女性も実印を作成しておくことをおすすめします。
また、実印を使う場面では、同時に印鑑証明も必要であるため事前に準備しておきましょう。

 

□実印を作成する際の条件について解説します!

1つ目は、印影の大きさについてです。
実印として認められるためには、印影の大きさが8ミリメートル~25ミリメートル以内である必要があります。
登録を行う自治体によっては、20ミリメートル以内と規定している場合もあります。

そのため、事前にご自身の登録する自治体の規定を把握しておきましょう。
また、摩擦している印鑑や変形しやすいゴム印、印鑑が欠けている場合には、実印として認められないため注意する必要があります。

2つ目は、実印に掘る名前についてです。
実印として認められるためには、本名である必要があります。
そのため、芸名やペンネームといった通称、名前以外の情報が入った刻印内容は認められません。

女性に関しては、将来結婚する時のことも考慮して、名前のみで実印を作成する方も多くいらっしゃいます。
ただし、フルネームだけを実印として認めている自治体もあるため事前に確認しておきましょう。

 

□女性が実印を作成するタイミングについて解説します!

女性が実印を作成するタイミングとして2つに分けられます。

1つ目は、実印作成の必要に迫られた時です。
実印を使用する機会は限られてくるため、直前に作成する方も多くいらっしゃいます。

しかし、実印を使う場面が出てきた際に、書体や刻印内容を考えずに急いで作成してしまうと偽造される恐れあります。
そのため、ご自身のこだわりを反映させるためにも時間に余裕を持って作成することをおすすめします。

2つ目は、人生の区切りが良い時です。
人生の区切りが良い時に実印を作成する方も多くいらっしゃいます。
区切りの良い時の例として以下の場合が挙げられます。

・学校や大学を卒業した時
・結婚する時
・成人になった時及び成人式の時

このように、区切りの良い時に作成することで、思い出の印鑑にできます。
加えて、事前に作成しておくことで、実印を使う場面に遭遇した際に急いで作らなくて済みます。
時間をかけて実印を作成することで、ご自身のこだわりを反映できるでしょう。

 

□女性が実印を作成する手順について解説します!

女性が実印を作成する手順として、5つのステップがあります。

1つ目のステップは、名前の彫り方を決めることです。
実印に彫る名前は、苗字のみ・名前のみ・フルネームの3つから自由に選べます。
一般的には実印の偽造を防ぐためにフルネームで作成する方が多いです。
しかし、女性は名前のみの実印を作成することをおすすめします。

理由は、女性で未婚の場合には、結婚によって苗字が変わる可能性が高いためです。
実印として認められるためには、住民票に記載されている名前を彫る必要があります。
未婚時にフルネームで登録していると、苗字が変わった際に実印を作り直して再登録しなければなりません。
そのため、名前のみで実印を作成することで、再登録の手間を省ける上に、長期的に使用できるでしょう。

2つ目のステップは、実印の大きさを決めることです。
女性の使う一般的なサイズは、13.5~15.0ミリメートルです。

印鑑の大きさによって名前を彫れる文字数は異なってくるため、事前に彫る文字数を把握しておきましょう。
また、認印・銀行印・実印の順番で印鑑のサイズを大きくするのが一般的です。
実印は、最も重要な印鑑であるため、3つの印鑑の中で一番大きいサイズにすることをおすすめします。

3つ目のステップは、書体を決めることです。
実印を作成する際に重要なポイントとして、偽造できない複雑な書体を選ぶことが挙げられます。
実印は、ご自身の権利や財産を守る重要な役割を担っています。

仮に、読みやすい書体にしてしまうと偽造される可能性が高く非常に危険です。
そのため、実印の書体を選ぶ際には、読みにくい複雑な書体を選びましょう。
実印におすすめの書体として、篆書体(てんしょたい)と印相体(いんそうたい)が挙げられます。

まず篆書体とは、日本の紙幣に使用されている身近な書体です。
篆書体にもいくつかの種類がありますが、その中でも細篆書体がおすすめです。
細篆書体は、女性向けにアレンジされているため、女性の実印に最適な書体でしょう。

次に、印相体とは、字体が八方広がりの形をしている書体です。
字体が八方広がりしていることから、開運効果が期待できます。
印相体は、女性だけでなく男性にも人気があります。

4つ目のステップは、素材を決めることです。
女性におすすめの素材として4つ挙げられます。

 

*彩樺

彩樺は、耐久性のある木材で作られており、エコ素材として女性に人気があります。
価格も比較的安いため、低コストで実印を作成したい方におすすめです。
色の種類として、茶色・赤色・黒色の2種類があります。
そのため、ご自身の好きな色に合わせて作成できます。

 

*白水牛(オランダ牛)

水牛は、古くから実印の定番素材としてあります。
黒水牛と白水牛がありますが、女性には白水牛がおすすめです。
濃色・中色・純白の3つのランクに分かれており、角の中心部ほど色が薄くて希少性が高いです。

 

*琥珀

琥珀は、木の樹脂で作成されています。
太陽の石や人魚の涙と言われるほど美しく非常に魅力的で、女性に人気のある素材です。

 

*チタン

チタンは、水洗いができる上に保管しやすく非常に万能な素材です。
そのため、半永久的に使いたい方に最適です。

5つ目のステップは、購入場所を決めることです。
実印の購入場所として、店舗とネット通販が挙げられます。
実物を見てから購入したい方は店舗で実印を作成する方もいらっしゃいます。
しかし、最近ではネット通販で実印を購入する方が増えています。

ネット通販の方が、店舗に行く手間が省けるため、お忙しい方でも気軽に購入できます。
加えて、女性向けの種類が豊富であるため、ご自身の好みに合った実印を手に入れられるでしょう。
当社は、ネット通販で安心の手書き文字で幅広い種類の印鑑を作成しております。
そのため、実印作成お考えの方は、当社での購入を検討して頂ければ幸いです。

 

□まとめ

今回は、女性の実印作成の必要性や実印を作成する条件、実印を作成するタイミングや手順について解説しました。
女性でも実印を使う場面があるため事前に準備しておくことが大切ですね。
実印作成についてご不明点がある場合には、当社までお気軽にお問い合わせください。

一覧に戻る

印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑

印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。