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外国人や法人が英語で印鑑を作成する際のポイントとは?

2020.12.20カテゴリー:印鑑について

英語での印鑑作成をお考えの方はいませんか。
会社名が英語の法人や外国人など、英語で印鑑を作成したい方は多くいらっしゃいますよね。

英語での印鑑作成に慣れてない方は多いでしょう。
ましてや、印鑑自体を見慣れない外国人の方は多いのではないでしょうか。

今回は、英語で印鑑を作成する際のポイントについて解説します。

 

□外国人と法人は英語で印鑑作成できる

日本人の場合、実印に登録できるのは苗字、名前、フルネームの3種類だけであり、英語表記で登録はできません。
一方、法人と外国人であれば英語で印鑑を登録できます。

一昔前までは、法人は英語表記の印鑑は作成できませんでした。
しかし、2002年の商業登記規則の改正以降、英語表記での印鑑登録が可能になりました。

また、社名に英語ではなくても、英語で印鑑登録できます。

個人の場合であれば、住民基本台帳または外国人登録原票に記載されている氏名のみ印鑑登録できます。
日本人は住民基本台帳にアルファベット表記の氏名を登録しませんよね。
そのため、日本人は英語で印鑑は作成できません。

外国人登録原票に英語名が登録されている外国人のみ、英語で印鑑を作成できます。

 

□法人の英語表記での印鑑作成について

ここでは、法人が英語で印鑑を作成する際に押さえておきたいポイントについて解説します。

法人用の印鑑には代表者印、法人銀行印、角印の3種類がありますが、入る文字やデザインがそれぞれ異なります。
まず、それぞれの印鑑の特徴について理解しておきましょう。

 

*代表者印

代表者印は会社印鑑の中で最も重要と言われています。
印影は二重の円となっており、円の内側には役職名が入ります。
そして、外側に会社名が入るため、英語が円を縁取るデザインとなります。

 

*法人銀行印

法人銀行印も、代表者印と同じく二重の円の構造となっています。
中央の部分には、銀行之印という共通の文字が入ります。
円の外周部分には社名が入るため、銀行之印の文字を英語の社名が囲むデザインとなります。

 

*角印

角印には社名が入ります。
入る文字は、社名だけ、社名と印の文字、社名と之印の文字の3種類のパターンがあります。
これは文字数や印影のバランスによって異なります。

法人の印鑑を作成する場合、様々な種類の中から好きな書体を選べるため、お好みの書体を選びましょう。
特に法人印鑑でよく使用される書体は、篆書体(てんしょたい)と印相体です。

これら2つの書体は英語表記にも対応しているため、どの書体を選べば良いか分からない方はまずこれら2つの書体から選ぶと良いでしょう。

書体に関しては、漢字やカタカナ表記の場合と同じように選べます。
しかし、文字の向きに関しては注意が必要です。

英語表記の場合、角印は横書きで作成することをおすすめします。
印鑑は通常縦書きで作成することが多いですが、英語で作成する際は読みやすいよう横書きで作成した方が良いでしょう。

ただし、法人印鑑の中でも代表者印と法人銀行印に関しては、社名が外枠を囲むデザインのため縦書きでも問題ありません。

また、印鑑を作成する際は読みやすさを考慮する必要があります。
漢字表記の印鑑の方が読みにくいように思えますが、英語表記にすると文字数が増え、さらに読みづらくなってしまいます。

そのため、書体にこだわりすぎて英字が読みづらくならないよう注意しましょう。

 

□外国人の印鑑作成について

日本では見慣れた習慣である印鑑ですが、中国や欧米ではサインを使用することがほとんどなので、印鑑には慣れていませんよね。
印鑑を使用するのは、日本と韓国だけとも言われています。

しかし、印鑑文化に馴染みが無い外国人と言えども、日本で生活するうえで印鑑は欠かせません。
印鑑が必要になる場面が必ず出てくるでしょう。

例えば、銀行口座の開設の際や、電話や公共料金を申し込む際に必要になりますね。
また、住宅ローンを組む場合、重要な契約書には実印が必要になります。

ここでは、外国人が印鑑を作成する際に注意すべきポイントについて解説します。

まず、英語かカタカナどちらで作成するか選びましょう。
英語のみで申請された方は、カタカナで作成された印鑑が通用しない場面が出てくる可能性があるため注意しましょう。

続いて、書体について解説します。

基本的に、どの書体を選んでも問題ないでしょう。
ただし、文字数が長い場合は、印影が複雑な書体での作成は難しいとされています。

外国人の実印には古印体が人気です。
しかし、古印体と聞いてもよく分からない方が多いですよね。
古印体は日本漢字を基にして進化した印章用の書体で、読みやすく馴染みのある文字であることが人気の理由となっています。

一般的に日本語表記では、古印体は認印で使用されることが多いですが、シンプルな書体なので文字数の多い英語表記に適しています。
どの書体を選べば良いか分からない方は古印体を選ぶと良いでしょう。
文字数の目安は、英語表記で30文字から35文字程度です。

 

□まとめ

今回は個人、法人の場合において、英語表記の印鑑作成で押さえておきたいポイントについて解説しました。
外国人にも印鑑を使用する機会があります。
印鑑に慣れていない外国人の方は、この記事を参考にして印鑑を作成してみてくださいね。

印鑑作成でご不明な点がございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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