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印鑑の枠の欠けについて

2014.3.29カテゴリー:印鑑について

印鑑 枠 欠け

多くいただくお問い合わせのひとつに、、「印鑑本体を落としたときに印鑑の枠、印鑑の淵が欠けてしまったので、修理できますか」というものがあります。

結論から申しますと、印鑑の欠けは修理はできません。

今回は、印鑑の欠けを修理できない方法や、欠けてしまった問いへの対処法をご紹介します。

 

□印鑑の欠けを修理できない理由とは?

もし欠けた部分が明確に分離されているような破損であり、それを接着できるようなものがあれば、物理的には現状に戻せるという場合もあるでしょう。

しかし、印鑑の枠の欠けは、そのような破損状態でないことが殆どです。

仮に上記の方法で修理できても、ゴム印等が形状変化する材質のため、印鑑登録ができないのと同じ理由で、同個所がまた取れてしまう可能性は高くなってしまいます。

そのため、引き続き実印等に使用するというのは好ましくありません。

 

役所によっては例えば5ミリ以上の欠けは印鑑登録を認めないなどと欠けの大きさで決めているところや、

欠損個所が1か所のみで、欠損部分の大きさが全体の8分の1以下(45度以下)であれば登録できる、2か所以上なら不可というようなところもあり、この辺りは役所によって対応がことなることもあるようです。

 

また、一般的によく言われることが、印鑑は縁起物なので枠の欠けというのは縁起が悪いということです。

このように印鑑が書けること自体好ましくないものとされており、印鑑が破損した場合はもう一度再作成をするしか方法がありません。

心機一転出なおすという気持ちで、新しい印鑑を作成しましょう。

 

なお、欠けにくい印材はあるのかということですが、手彫り仕上げができる印材の材質による強度の違いですが、素材による違いはあまりありません。

確かに、柘植などの木材系の印材、黒水牛などの水牛系の印材、骨と同質のカルシウムからできている象牙、という順番に強いです。

しかし、どれも落とすと欠ける可能性の方が高いです。

一番の対策は、落とさないようにすること、つまり印鑑を大事に扱っていただくことです。

 

□印鑑が欠けたときの対処法について

上記では、印鑑が欠けてしまった場合、修理は難しいということをご説明しました。

同じ印鑑を長い間使っていると、いくら大切に使っていても、やはり部分的に少し欠けてしまうことがよくあります。

 

「印面のふちの枠が少し欠けてしまった」

「印面の名前の一部が少し欠けてしまった」

これくらいの欠けなら、あまり目立たないし、まだ使えるだろうとお考えになる方は非常に多いです。

 

認印などに使っている印鑑であれば、印鑑が少し欠けてしまっても特に問題なく使用できます

しかし、実印や銀行印は少しの欠けでも使用を避けた方が良いです。

実印が少しでも欠けてしまった場合は、印鑑登録している印影と違っていると判断されてしまい、実印として使用できないことがあります。

銀行印が少しでも欠けてしまった場合は、銀行印を登録したときの印影と違っていると判断されてしまい、銀行や郵便局などで銀行印として使用できないことがあります。

 

したがって、実印や銀行印が欠けてしまった場合は、新しい印鑑を作って再登録することをおすすめします。

 

*実印が欠けたときの対処法

実印が欠けたときの対処法として、まずは実印登録をした役所に行って実印登録を廃止してください。

実印登録を廃止するときに必要な物は下記の通りです。

・欠けてしまった実印

・印鑑登録証(カード)

・運転免許書などの身分証明証

 

これらを役所に持って行って、窓口にて「実印が欠けたので実印登録を廃止したいです」と係の人に伝えてください。

そうすると、係の人が印鑑登録廃止申請書を渡してくれます。

その印鑑登録廃止申請書に記入して提出します。

これで欠けた印鑑の実印登録を廃止できます。

 

その後、新しい実印を作って、また実印登録を行ってください。

実印登録の廃止や再登録などは、本人が行き必要な書類が全て揃っているとすぐに手続きを完了させられますので、あらかじめ用意しておくと良いです。

 

*銀行印が欠けたときの対処法

銀行印が欠けたときの対処法は、まず欠けてしまった銀行印を登録している銀行や郵便局などの金融機関に持って行ってください。

銀行印の登録を廃止するときに必要な物は下記の通りです。

・欠けた銀行印

・通帳

・運転免許証などの身分証明証

 

そして、窓口の人に「銀行印が欠けてしまいました」と伝えてください。

欠け具合を確認してもらって、そのまま使用できるかどうか判断してもらいます。

少しの欠けであれば、そのまま使用できる銀行もあります。

銀行印として使用できない場合は、新しい銀行印を作り直して、銀行印の変更をしてもらいます。

 

基本的に、一度欠けてしまった印鑑は、使っていると欠けている部分が大きくなってしまうため、新しい銀行印に変更することをおすすめします。

 

□欠けた印鑑を捨てる際の処分方法について

新しい印鑑を作り直した場合、欠けてしまっている古い印鑑はもう必要ないですよね。

印鑑を捨てるときは正しい処分方法を知っておきましょう。

印鑑を捨てるときの正しい処分方法は、はんこ屋さんに持って行って処分してもらう方法と、印面を削って自分で処分する方法の2つがあります。

 

はんこ屋さんに持って行って処分してもらう方法は、最もおすすめな処分方法です。

多くのはんこ屋さんでは、古い印鑑やしばらく使わなくなった印鑑などを引き取ってくれます。

毎年10月1日の印章の日に、神社などで引き取った印鑑を供養する行事が行われています。

印鑑を処分してもらうときは、「印鑑供養をお願いします」と伝えると、きちんと印鑑の供養を行ってもらえます。

 

自分で印鑑を処分する場合、正しく安全に処分するためのきちんとした手順があります。

 

最初に、印面部分を削ってください。

印面を削るのは、印鑑を悪用されないようにするための行為です。

削り方は、カッターや彫刻刀などで印面の名前を軽く削ってわざと欠けさせるような感じです。

そうすることで、捨てた印鑑を使われないようにしたり、印影を真似て印鑑を偽造されることを防いだりできます。

 

そして、白い紙や布に印鑑を包んで捨ててください。

白い紙や布に印鑑を包んで捨てることで、印鑑への供養にもなりますし、印鑑が捨ててあることが他人に見つかりづらくなります。

印鑑供養をしたい場合は、自宅付近の神社などに、印章の日に印鑑を持って行って、印鑑供養をお願いすると良いでしょう。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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