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印鑑の押印と捺印の違いとは?きれいな押し方も解説します!

2021.8.20カテゴリー:印鑑について

押印と捺印の違いについて気になっている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
印鑑を使用する場面が増えてくれば、このような言葉の意味は正確に知っておきたいですよね。
そこで今回は、押印や捺印の違いや、上手にハンコを押す方法を解説します。

 

□押印と捺印の違いについて

この2つの行為自体はどちらも非常に似ている言葉ですが、両者には違う意味があります。
ここからは、それらの違いについて詳しく解説します。

まずは、押印について確認していきましょう。
押印とは、記名押印の略のことを言います。
記名とは、自分で書いた名前やサイン以外によって記されたもののことを指し、前もって印字されているのが基本です。
押印とは、自分の名前を書く以外の方法で記したい際に、ハンコを用いて名前を記す行為を意味します。

次に、捺印について確認していきましょう。
捺印とは、署名捺印の略のことを言います。
押印とは反対に、自分の手で書いた名にハンコを使用する行為を意味します。

少しわかりにくいですが、ハンコを使用する場所が自分で書いた名前なのか、そうでないかという点で判断すれば良いというわけです。

 

□押印と捺印の法的拘束力の違いについて

これらはいろいろな場面で使用されることが多いので、どちらにどの程度の法的な力があるのか知っておきたいという方も多いでしょう。

商法第32条では、「署名すべき場合には、記名押印をもって、署名に代えることができる」とされています。
自筆のサインは、筆跡鑑定によって誰が書いたか判断できるので、法的な証拠となりますが、自筆以外の記名には、法的な証拠が残りません。
32条によって、この法的な証拠にならない記名に押印があれば、証拠能力を持たせられることになるのです。

法的効力として強い順番に並べると、捺印(自筆のサインと印鑑)、署名(自筆のサインのみ)、押印(自筆以外の記名と印鑑)、記名のみ(自筆以外の記名)の順となるので覚えておきましょう。

 

□上手に押印・捺印するためのポイントについて

「うまく押印や捺印ができなくて困っている」
このようにお悩みをお持ちの方も多いでしょう。
適当にしてしまうと、朱肉が歪んだり色がきれいに付着しなかったりして見栄えが悪くなってしまうことがありますよね。
正式な書類であればあるほど、正確に押印・捺印したいと考える方は多いはずです。

では、どうすればきれいに押印や捺印ができるのでしょうか。
ここからは、押印や捺印をするために気をつけておきたいポイントについて解説します。

1つ目のポイントは、正しい印鑑の持ち方と押し方を理解することです。
これらを意識すれば、余計な力をかける必要なく、きれいに印鑑を押せるようになります。
以下に具体的な方法を紹介しましょう。

はじめに、人差し指を文字の真上に当てるようにしてください。
次に、印鑑の両側面を親指の腹と中指の横で挟み込むようにします。
そして、印鑑の押しつける側でない方を手の腹に当てて支えれば、それが正しい持ち方となります。

正しく持てたら、あとは正しい押し方で使用するだけです。
まずは、中心を軸にして印鑑の円周に向かって手のひら全体で力をかけながら押すようにしてください。
次に、紙を手で押さえて印鑑を真上にそっと引き抜けばうまく押せるはずです。

きれいに印をつけるためには、朱肉の量を適切に調整することも必要不可欠です。
朱肉はつけすぎても、つけなさすぎてもいけません。
1、2回軽く先に押しつけるようにすると、適量になるケースが多いです。
本番の前に、どれくらいの力で何回押しつけたらきれいにできるのかを確認しておくと、失敗する可能性を減らせるでしょう。

他には、高品質の朱肉を使用するのも効果的です。
劣化が進んでしまっている古いものを使用すると、きれいに付着させられなかったり、発色が悪くなったりする恐れがあるので注意しましょう。

ここまでこれば、後は押す作業をするだけです。
正確に且つきれいに印をつけるためには、平面な場所で行わなければうまくいきません。
印鑑を押す場所が平面になっているかしっかりと確認してから行うようにしましょう。
しかし、机などで行う場合は、傷がついていたり汚れが付着したりしていて平面ではない場合もありますよね。
そのような際は、専用のマットを下に敷いて行えば問題ありません。

2つ目のポイントは、定期的にメンテナンスをすることです。
常にきれいに印をつけるためには、メンテナンスをしておくことも重要です。
印を押した後に、そのままお手入れをせずに放置してしまっていませんか。
印鑑に朱肉が付着したまま放置してしまうと、劣化が進んでしまうので拭き取ってから片付けるようにすることをおすすめします。

 

□まとめ

今回は、押印と捺印の違いや上手に押すためのポイントについて詳しく解説しました。
これから押印や捺印をする際は、この記事で紹介した内容を参考にしてみてください。
今回解説した内容が、皆さんの役に立てば幸いです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

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