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印鑑の押印と捺印の違いとは?きれいな押し方も解説します!

2021.8.20カテゴリー:印鑑について

印鑑の押印と捺印の違いとは?きれいな押し方も解説します!

押印と捺印の違いについて気になっている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
日本では、印鑑の種類が多いので、違いを理解していないまま使用している方も多いでしょう。
印鑑を使用する場面が増えてくれば、このような言葉の意味は正確に知っておきたいですよね。
そこで今回は、押印や捺印の違いや、上手にハンコを押す方法を解説します。

 

□押印と捺印の違いについて

この2つの行為自体はどちらも非常に似ている言葉ですが、両者には違う意味があります。
ここからは、それらの違いについて詳しく解説します。
また、会社で使われる印鑑の種類についてもご紹介します。

まずは、押印について確認していきましょう。
押印とは、記名押印の略のことを言います。
記名とは、自分で書いた名前やサイン以外によって記されたもののことを指し、前もって印字されているのが基本です。
押印とは、自分の名前を書く以外の方法で記したい際に、ハンコを用いて名前を記す行為を意味します。

次に、捺印について確認していきましょう。
捺印とは、署名捺印の略のことを言います。
押印とは反対に、自分の手で書いた名にハンコを使用する行為を意味します。
少しわかりにくいですが、ハンコを使用する場所が自分で書いた名前なのか、そうでないかという点で判断すれば良いというわけです。

押印と捺印の違いをご紹介しました。
では、会社で捺印と押印で使う印鑑の種類と用途はどのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、その種類を5つご紹介します。
たくさんあるので、それぞれのポイントを押さえていただければと思います。

1つ目は、代表印です。
代表印は、会社の実印で、会社で使用する印鑑の中で、1番高い効力を持っています。
一般的に、二重丸の形をしており、外枠に会社名、内枠に役職名が書かれている印鑑です。

会社が法人登記をする際には、法務局への届出をすることが義務付けられています。
そのため、どの会社にでもある印鑑です。

使用する場面としては、会社を代表して契約を行うとき、株券を発行するときなど大事な場面で使われます。
代理での押印はできますが、その際は代表者に書類の確認と押印の許可を受けましょう。
さらに、それを証明できる記録をしておくと安心でしょう。

2つ目は、銀行印です。
銀行印は、銀行や金融機関に届け出を出して作られます。
口座開設をするとき、手形・小切手に押印するときなどに使われます。

印鑑の形は、代表社印と似た形ですが、サイズが少し小さいのが特徴的です。
銀行印は、主に財務関係で使用されますが、もし代理を頼まれた場合は、部長にいつ・どの書類に押印したかを確認してもらいましょう。

3つ目は、角印です。
角印は会社の認印という位置付けの印鑑です。
認印なので、登録をする必要はありません。
使用用途は、見積書や領収書、社内文書などです。

角印という名前からも分かるように、四角形の形をしています。
角印は、全ての社員が使用できることになっていますが、安易に押印するのは避けましょう。
何か問題が起きたときに、不利になる可能性があるからです。
管理職以上の方に押印を依頼したり、押印の許可をもらってから押印したりするようにしましょう。

4つ目は、役職印です。
役職印は、職印とも言われます。
部長や課長などの役職に合わせて作られる印鑑で、角印同様、登録は要りません。
判断を下す立場の方が、意思を示すため、社外での契約や社内文書の承認をするのに使います。

5つ目は、個人印です。
個人印は、社員が社内で使うハンコです。
社内で意思確認をするときに使われます。
個人印は、どこでも購入できるので、法的な効力はそれほどありません。

 

□押印と捺印の法的拘束力の違いについて

これらはいろいろな場面で使用されることが多いので、どちらにどの程度の法的な力があるのか知っておきたいという方も多いでしょう。

商法第32条では、「署名すべき場合には、記名押印をもって、署名に代えることができる」とされています。
自筆のサインは、筆跡鑑定によって誰が書いたか判断できるので、法的な証拠となりますが、自筆以外の記名には、法的な証拠が残りません。
32条によって、この法的な証拠にならない記名に押印があれば、証拠能力を持たせられることになるのです。

法的効力として強い順番に並べると、捺印(自筆のサインと印鑑)、署名(自筆のサインのみ)、押印(自筆以外の記名と印鑑)、記名のみ(自筆以外の記名)の順となるので覚えておきましょう。

しかし、そもそも押印や捺印は必ずしも必要なのでしょうか。
近年、テレワークが広がっています。
そのため、ビジネス文書の電子化が進んでいます。
日本では、ハンコ文化が根付いているので、テレワークでの妨げになってしまうこともあります。

実際、テレワークをしている方はこのような問題で困った経験があるという方は多いのではないでしょうか。
2020年6月の内閣府・法務省・経済産業省は、本来、押印・捺印がなくても契約を成立させるこ
とができるとしています。

また、テレワーク推進の視点からは、必ず本人による押印を求めることはしなくていいとしています。
重要な文書には印鑑が必要だと考えられる場合でも、押印以外の手段で代替できるように、テレワークでも通用する案を勧めています。
押印の代替案は、電子署名や電子認証サービス、電子印鑑などです。

しかし、一部の書面作成が義務付けられている借地借家法や宅建業法などは契約の種類次第では押印が必要になることもあります。
まだまだ全ての電子化が進んでいないので、いざというときのためにも印鑑を持っておくと安心でしょう。

 

□上手に押印・捺印するためのポイントについて

「うまく押印や捺印ができなくて困っている」
このようにお悩みをお持ちの方も多いでしょう。
適当にしてしまうと、朱肉が歪んだり色がきれいに付着しなかったりして見栄えが悪くなってしまうことがありますよね。
正式な書類であればあるほど、正確に押印・捺印したいと考える方は多いはずです。

では、どうすればきれいに押印や捺印ができるのでしょうか。
ここからは、押印や捺印をするために気をつけておきたいポイントについて解説します。

1つ目のポイントは、正しい印鑑の持ち方と押し方を理解することです。
これらを意識すれば、余計な力をかける必要なく、きれいに印鑑を押せるようになります。
以下に具体的な方法を紹介しましょう。

はじめに、人差し指を文字の真上に当てるようにしてください。
次に、印鑑の両側面を親指の腹と中指の横で挟み込むようにします。
そして、印鑑の押しつける側でない方を手の腹に当てて支えれば、それが正しい持ち方となります。

正しく持てたら、あとは正しい押し方で使用するだけです。
まずは、中心を軸にして印鑑の円周に向かって手のひら全体で力をかけながら押すようにしてください。
次に、紙を手で押さえて印鑑を真上にそっと引き抜けばうまく押せるはずです。

きれいに印をつけるためには、朱肉の量を適切に調整することも必要不可欠です。
朱肉はつけすぎても、つけなさすぎてもいけません。
1、2回軽く先に押しつけるようにすると、適量になるケースが多いです。
本番の前に、どれくらいの力で何回押しつけたらきれいにできるのかを確認しておくと、失敗する可能性を減らせるでしょう。

他には、高品質の朱肉を使用するのも効果的です。
劣化が進んでしまっている古いものを使用すると、きれいに付着させられなかったり、発色が悪くなったりする恐れがあるので注意しましょう。

ここまでこれば、後は押す作業をするだけです。
正確に且つきれいに印をつけるためには、平面な場所で行わなければうまくいきません。
印鑑を押す場所が平面になっているかしっかりと確認してから行うようにしましょう。
しかし、机などで行う場合は、傷がついていたり汚れが付着したりしていて平面ではない場合もありますよね。
そのような際は、専用のマットを下に敷いて行えば問題ありません。

2つ目のポイントは、定期的にメンテナンスをすることです。
常にきれいに印をつけるためには、メンテナンスをしておくことも重要です。
印を押した後に、そのままお手入れをせずに放置してしまっていませんか。
印鑑に朱肉が付着したまま放置してしまうと、劣化が進んでしまうので拭き取ってから片付けるようにすることをおすすめします。

 

□まとめ

今回は、押印と捺印の違いや上手に押すためのポイントについて詳しく解説しました。
これから押印や捺印をする際は、この記事で紹介した内容を参考にしてみてください。
まだまだ印鑑を使用する機会があると思いますので、今回解説した内容が皆さんのお役に立てば幸いです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

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    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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