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印鑑の廃棄には要注意!! 手順を守ってトラブルを回避しましょう!!

2018.5.10カテゴリー:印鑑について

印鑑 廃棄 手順 トラブル

「印鑑のふちが欠けちゃった…」

「新しい印鑑を作るから、古いのは要らないか」

このような理由で印鑑が不要になる方は少なくないでしょう。

要らなくなったもの、使わなくなったものはゴミ箱に捨てるのが一般的ですが、印鑑に関してはそうではありません。

 

もし、ごみ箱に捨ててしまえば、大きなトラブルに巻き込まれてしまうかもしれませんよ。

そのような事態に陥らないためにも、印鑑を廃棄する正しい手順を知りませんか。

今回は、印鑑を廃棄する際の手順についてお伝えします。

 

【印鑑をごみ箱に捨ててはいけない理由】

使わなくなった印鑑を、家庭ゴミと一緒に処分してしまった経験がある人はいませんか。

冒頭でも紹介しましたが、印鑑や身分証明書のように、契約や買い物において強い効力を持つものは、安易に自己処理すると危険な目に遭うかもしれません。

 

まずは、印鑑をごみ箱に捨てるのが危険な理由を見ていきましょう。

印鑑の中でも、特に実印は簡単に廃棄しないようにしてください。

例えば、具体的な悪用例には以下のような3つのケースがあります。

 

1つ目は、借金の連帯保証人にされてしまう例です。

実印と印鑑証明だけで、連帯保証人に立てることは可能です。

連帯保証人になると、借金をした人の返済が滞ったり返済不能になったりした場合に、その人に代わって残りの額を返済しなければなりません。

 

2つ目は、印鑑所有者の本人名義の借金やローンを組まれてしまう例です。

借金やローンは身分証明書で本人確認が必要なため、印鑑だけでは契約できませんが、本人確認の書類も一緒に悪意のある人に渡った場合には利用される可能性が十分あります。

 

3つ目は、印鑑所有者の本人名義の高額な買い物や売却をされてしまう例です。

印鑑に加え、偽造書類を作られると、預貯金を引き出されたり、掛けで買い物をされたりしてしまう可能性があります。

 

上記の1つ目のように、連帯保証人にされるケースは印鑑とその証明書があれば簡単に悪用できてしまいます。

一方、印鑑だけでは本人確認ができないため身分証明が必要な2つ目と3つ目はまれです。

しかしながら、実印と身分証明書が一緒に第三者の手に渡った場合、このような被害に遭う可能性は一気に高くなります。

 

また、悲しいことですが、実印の悪用利用は第三者のみならず、同棲している家族である場合もよくあるのです。

悪用が発覚した場合には、すぐに警察に被害届を出して相談し、必要なら裁判の手続きを進めましょう。

しかし、実印の廃棄申請手続きが済んでいない期間中に悪用されると、悪用であるという証明が難しい傾向があります。

もし、悪用であることが証明できない場合は、例え被害者であっても、使われた分の支払いの義務が発生します。

 

印鑑のように、大きな効力を持つものは家の中でも厳重に扱い、処分する際には安易にゴミと一緒に捨てるのはやめましょう。

また、その印鑑が欠けていたり、ヒビが入っていたりしても、印面に彫られている名前さえわかれば、悪用したり、模造した印鑑を作ったりすることができてしまいます。

それに加え、実印のみならず、印鑑証明書だけでも実印の偽造を行うのは可能です。

実印登録の廃棄申請手続きが終了するまで、実印やその印鑑証明は自分で処分しないように注意しましょう。

 

また、個人の実印でもこれだけ大きなリスクがありますから、法人の実印となるとさらに大きな損害が出る可能性があります。

責任者が常に厳重な管理を徹底するようにしましょう。

 

では、悪用されないための防止策としてどのような方法があるでしょうか。

印鑑を捨てるときに気をつけるのはもちろんとして、他の方法をご紹介します

 

1つ目は、印鑑証明書と実印をバラバラに保管することです。

実印は印鑑証明書がないと、効力を発揮しないため、セットで持っているという方が多いかもしれません。

しかし、もしこれら2つを同時に紛失したり、悪意のある人の手に渡ったりした場合、悪用するのはとても容易です。

リスクを避けるためにも、この2つは、別々にして人の目に触れないところで厳重に保管するようにしましょう。

 

2つ目は、印鑑の作成時に印影を偽造しにくいものにすることです。

実は、印鑑自体がなくても、実印が押された契約書のコピーから偽装されて悪用されるというケースも存在します。

これを防ぐには、印鑑の字体や形を偽造されにくいものにするという方法がおすすめです。

 

特に、手彫りのものは、職人が1つひとつ丁寧に彫ったものなので、同じものを作るのが難しく、非常に有効な対策です。

当社の印鑑も10年以上の熟練職人が作っているので安心してお任せください。

 

もちろん、実印だけ気を付ければいいというわけではありません。

他の印鑑にも何かしらの役割が与えられていますよね。

印鑑を購入して、その役割を新しく担ってくれる印鑑が手元に来るまで、今までと同じように保管しておいてください。

印鑑の捨て方や、印鑑登録の廃止申請の方法に関しては、2つ目と3つ目の見出しで解説しているのでぜひ参考にして、正しい方法で管理を行ってください。

 

【印鑑登録の廃止申請】

印鑑の中でも実印は特に重要な役割を担いますよね。

実印を廃棄する場合は、廃止申請をしなければなりません。

実際にその流れを見ていきましょう。

 

割れてしまったり、もう使わなくなったりしたら、印鑑登録の廃止申請をしてください。

やるべきことは非常に単純です。

印鑑登録を行った市区町村の役所に行って、廃止申請を行ってください。

 

その際に必要となるのが、以下の4つです。

1,印鑑登録廃止申請書

2,印鑑登録をした印鑑

3,印鑑登録証

4,身分証明書類

 

1つめの印鑑登録廃止申請書はあまり聞き馴染みがない方がほとんどでしょう。

用意の仕方がわからない人もいるでしょうが、そう気負う必要はありません。

市区町村役場の窓口やWebサイトに設置されています。

 

こちらで用意するべきものは、それ以外の3つだけです。

必要なものを揃えて、スムーズに廃止申請ができるようにしてください。

 

【印鑑の捨て方】

印鑑登録を廃止した実印や新しい印鑑に役割が移り効力を失った印鑑は処分することが可能です。

その方法として大きく4つ挙げられます。

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

 

・自分で印面を削る

ごみ箱に捨てる前に、苗字や名前が刻まれた面を削ってください。

先ほどもお伝えしましたが、印面が残っているままだと、悪用されてしまう可能性があります。

「そんなことする人はいないでしょ」

このように思われるかもしれませんが、世の中には自分の目的のためなら何でもやってしまう人がいるのです。

印面は必ず削っておくようにしましょう。

 

具体的な方法としては、カッターで削ることが挙げられます。

この方法が怖い人は、強力接着剤を印面に着けてみてください。

そうすれば印面が平らになり、凹凸がわからなくなります。

 

接着剤が乾いたら、その上からマーカーや絵の具で塗りつぶしましょう。

できる限り悪用されるリスクを減らしてから、ごみ箱に捨てるようにしてください。

 

・印鑑屋に処分を依頼する

印鑑をごみ箱に捨てる危険性を聞いて、自分で廃棄することに恐怖感を抱かれた方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は、印鑑屋に処分を依頼してください。

実際に店舗を構えているようなお店では、印鑑の供養をしてもらえます。

 

毎年10月1日は印章の日です。

その日にお客さんから渡された印鑑たちを供養してもらえます。

今まで私たちの生活を支えてくれた印鑑を捨てるのは気が引けますよね。

感謝の気持ちを込めて、供養を依頼しましょう。

 

・神社に供養してもらう

印鑑を供養する習慣はあまり馴染みのない方もいらっしゃるでしょう。

しかし、印鑑の供養は江戸時代から行われているのです。

日本人は昔から、自分が使っていた印鑑には、自分のエネルギーが宿ると考えていました。

 

そのため、感謝の気持ちとして、供養を行ったのです。

現在でも、印鑑の供養をしてくれる神社は存在しています。

印鑑に対して思い入れのある方は、印鑑屋に依頼したり、神社に足を運んだりして、供養してみてはいかがでしょうか。

 

・彫り直しをしてもらう

皆さんがお使いの印鑑には、廃棄するのがもったいないような素材を使われている人もいらっしゃいますよね。

そのような方は、印鑑自体にヒビが入っていない限り、彫り直しをしてもらってはいかがでしょうか。

彫り直しをしてくれる印鑑屋に行けば、印面を新しく掘ってもらえるのです。

 

つまり、新しい印鑑として生まれ変わります。

結婚によって姓が変わる方は彫り直しが得にオススメです。

印鑑を掘り直して、これからも使えるようにしませんか。

 

今回は印鑑を廃棄する際の手順についてご説明しました。

印鑑というのは、使えなくなってもあなたの人生に大きな影響を与えるのです。

ごみ箱に捨てる前に、供養する選択肢について考えてみてはいかがでしょうか。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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